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監修:鈴木さや子

シングルマザーに必要な貯蓄額はいくら?家計見直しで将来への不安を解消

シングルマザー世帯は他のファミリー世帯に比べ、お金の悩みや不安を抱えているケースが多いと感じます。厚生労働省の調査「ひとり親の困っていること」によると、母子世帯では45.8%が「家計」、19.1%が「仕事」、13.4%が「住居」に悩みがあると答えています(複数回答)。今回はこのうち「家計」の不安を解消するために、これだけは貯めておきたいという明確な目標と、その具体的な方法についてファイナンシャルプランナーがお伝えします。

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シングルマザーの約半数が貯蓄額50万円未満

下の表から分かるように、母子世帯の平均貯蓄額は331.9万円。思ったより多いと思われるかもしれませんね。この母子世帯には死別や、離婚の際にまとまった慰謝料を受け取ったケースも含まれるため、多くの世帯に該当する平均値とは言えないでしょう。

現に、貯蓄額300万~400万円の世帯は全体の4.9%にしかすぎません。貯蓄額の多い世帯とそうでない世帯に二極化していると読み取れます。「貯蓄がない」と「貯蓄が50万円未満」の世帯を足すと47.3%であり、約半数の母子世帯は貯蓄額50万円未満というのが現状です。

「厚生労働省>各種統計結果 > 平成22年国民生活基礎調査の概況 > 6 貯蓄、借入金の状況」を元に執筆者が作成

出典元:

シングルマザーの家計を左右するリスクは主に2つ

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シングルマザーにかぎらず、ひとり親世帯は基本的に一馬力。そのため収入が減ると生活への影響が非常に大きくなります。考えられる主なリスクは次の2つです。

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記事の監修

鈴木さや子

毎日を笑顔で過ごすために、生活に役立つお金の情報やキャリアの考え方を、セミナーや雑誌のコラム、ブログ、Facebookなどを通じて発信。保険や金融商品などを一切販売しないFPとして活動しています。専門は教育費・ライフプラン・マネー&キャリア教育・確定拠出年金。
企業研修や一般消費者向けセミナー以外に、児童館・幼稚園・小中学校などの講演・ワークショップなど、保護者や、親子向けイベントもしています。高校生・中学生の母。

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