11.交通事故(自動車)
国土交通省や警察庁などからはチャイルドシートの適正な使用が呼びかけられています。車がぶつかったときの衝撃は大きく、大人がしっかりと抱いているつもりでも、事故の際に赤ちゃんを支えきれるものではありません。
また、チャイルドシートを付けていても間違った使用方法では重大な事故につながる恐れがあります。月齢、年齢に合ったチャイルドシートを正しくしっかりと座席に取り付けることが大事です。
- 国土交通省「チャイルドシートコーナー」(http://www.mlit.go.jp/jidosha/child/,2018年3月11日最終閲覧)
- 警察庁「子供を守るチャイルドシート」(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html,2018年3月11日最終閲覧)
12.切り傷(カミソリ)
赤ちゃんはカミソリやハサミ、包丁などの刃物が危険であることを知りません。少し触れてしまうだけでけがをすることもあります。
赤ちゃんの手の届くところにこれらを放置しておかず、こまめに片づけておくようにしましょう。
13.窒息(ビニール)
小さな子供はビニール袋をおもちゃにして頭からかぶってしまうようなことがありますが、遊びのつもりが鼻や口をふさいで窒息事故につながることも。また、口に入れてしまうことも考えられます。
ビニール袋などはすぐ片づけて赤ちゃんが触ったり遊んだりしないようにしましょう。
- 消費者庁「子どもを事故から守る!プロジェクト ワンポイントアドバイス」(http://www.caa.go.jp/kodomo/onepoint/onepoint_1.php,2018年3月16日最終閲覧)
知ることで事故を防ぎましょう
子供の事故は特別な状況で起きるよりも、普段の生活の中での不注意で起きることが多くあります。今回紹介したように子供は好奇心旺盛で周りのものに興味を持ちますが、何が危険で、何をすれば痛い思いをするのかは知りません。大人にとっては何でもないことが事故につながる原因となりえるのです。
消費者庁では主に0歳~小学校入学前の子供について、思わぬ事故を防ぐための注意点や豆知識を提供するメール配信サービス「子ども安全メールfrom消費者庁」を実施しています。携帯やパソコンからの登録が可能なので、こういったツールも上手に利用したいところ。
ちょっとした気配りで防げる事故も多くあります。情報を集めて知識を増やし、周囲の大人が注意することで子供を危険から守ってあげましょう。







