百日祝い(お食い初め) とは?
百日祝い(お食い初め) とは、生後100日前後にお子様が一生食べ物に困らないように願いを込めて、初めてご飯を食べさせる真似をする儀式です。「箸ぞろえ」「箸始め」「歯固め」などと呼ばれることもあります。
当日は、双方の両親を自宅に招き、祝い膳を用意して、親族で一番長寿のおじいちゃん・おばあちゃんがひざに赤ちゃんを抱き、食べる真似をさせます。
お食い初め で用意する料理はどういうもの?
お食い初めの料理は、一汁三菜が基本で、お食い初め揃えと別に尾頭付きの鯛を用意します。
地方によって多少異なりますが、お祝いの赤飯、お吸い物に、海の物、山の物、里の物をそれぞれ並べて、いろいろなものがこれからずっと食べられますようにと願うのが基本と言われています。
地域によって異なることが多そうなので、自分の両親や義両親にアドバイスをもらうのも良いかもしれませんね。
お食い初め料理を作ってあげたいけど、、、バタバタして時間がない! という場合に
現代では、お膳の器はレンタルしたり、日常的に使える離乳食の食器セットで代用したり、祝いの膳も大人の食事を赤ちゃん用にとりわけるなど簡略化することもあります。パパとママと赤ちゃんだけでお祝いした人、時期をずらして実施した人など、地域や家庭によって祝い方やお膳の内容もさまざまです。
形式にこだわるよりも、お子様が一生食べ物に困らないように心を込めて家族で願うことが大事ですよね。
- 三越「日本を楽しむ年中行事 P184」(かんき出版)
- ユニ・チャーム他「みんなはどうだった?赤ちゃんのお祝い行事」ベビータウン(http://www.babytown.jp/life_money/oiwai/002/index.html)
- ミキハウス「お食い初め」ミキハウス出産準備サイト(http://baby.mikihouse.co.jp/baby-goods/weaning-ceremony/)
お食い初め料理の用意の仕方
お食い初め料理の用意の仕方も色々。料理は苦手、忙しいなど全て手作りできないママの事情もあります。
自宅で作る以外にも次の4つの方法がありますよ。
- レストランやホテルのお食い初め料理プラン
- 宅配・仕出しお食い初め膳
- 自宅にシェフ・料理人を呼んで
- デパ地下料理
① レストランやホテルのお食い初め料理プラン
レストランやホテルのお食い初め料理プランは、自宅近くに良いお店があれば便利な選択肢です。奥さんも何もすることなく、お食い初めをお祝いできますね。
■ホテル椿山荘東京 の場合
・大人4名 + 子供1名のパッケージ・・・100,000円(個室代含む)
・追加料金 大人1名:19,000円
■第一ホテル東京の場合
・お子様お祝い膳:3,500円
・大人お祝いコース:8,000円、10,000円、12,000円(個室は別料金)
② 宅配・仕出しお食い初め膳
外食は準備不要なため楽な一方で、外出先での授乳やおむつ替え、赤ちゃんが泣き止まないなど、ご両親もぐったり疲れてしまうことも。そんな気苦労を避けるなら、自宅でゆっくり、宅配・仕出しお食い初め膳を利用する方法もあります。
■ごちクルの場合
・仕出し弁当:お食い初め膳・・・5,400円(赤飯、鯛の尾頭つき、焚き物、吸い物など)
・大人の方向けの御膳も一緒に注文可能。
■仕出し味源の場合
・お食い初め膳・・・4,320円(焼鯛、小鯛笹漬け、紅白なます、蛤吸い物など)
・お祝い膳・・・3,240円
③ 自宅にシェフ・料理人を呼んで
自宅でゆったりとお食い初め祝い。宅配お食い初め膳もいいけれど、せっかく家族・親族で集まるのですから、温かい本格料理もいいですよね。高いイメージのある出張シェフ・出張料理も、最近ではリーズナブルに利用できるものもあります。
■出張シェフサービス MyChef(マイシェフ)の場合
・4品コース料理・・・3,000円〜5,000円(前菜2品、パスタorご飯、メインの4品)
・注文は4名分から。この料金に食材費、交通費など含む。
・サービスエリア:東京、神奈川、埼玉、千葉。
■ファーストシェフの場合
・大人2名 + 子供1名のパッケージ・・・15,000円 + 配送料
・前菜、パスタ、メイン、デザート
・サービスエリア:札幌
④ デパ地下料理
宅配仕出しお食い初め膳、出張シェフの他に、自宅で楽しむときに使えるのが、デパ地下料理。最寄のデパート・百貨店のお惣菜コーナーを覗いてみてはいかがですか?
副菜は作って、鯛の調理だけお魚屋さんに頼むこともできます。こちらもぜひ検討してみてくださいね。
「どれだけやるか」よりも気持ちが大切
いかがでしたか?自分が作らなければと思ってしまいがちですが、生後100日の頃はママもお母さんになってから100日目なのです。育児に料理に完璧にこなすのは誰でも難しいこと。
買ってくるという選択肢や、母親と作るなど、周りの方にまずは相談して決めてみてくださいね。必ずしも自分で作ることだけが素晴らしいお食い初め料理ではなく、子供の成長を心からお祝いしてあげる気持ちが大切です。
(掲載した情報は2014年11月現在のものです)