水天宮でのお宮参り
お宮参りは「初宮参り」ともいわれ、赤ちゃんの誕生を氏神様に報告するため、誕生後初めて神社を訪れることを言います。生後1ヶ月前後にお宮参りをすることが多く、赤ちゃんの生後1ヶ月を祝い、これからの健やかな成長を願う行事でもあります。
水天宮は、安産祈願、子授けで親しまれている神社。そのため、安産祈願で水天宮を訪れ、お礼参りもかねて、赤ちゃんの誕生後にお宮参りで再び水天宮を訪れるママやパパが多いようです。
水天宮の総本宮は福岡県久留米市にあります。なかでも東京都中央区にある東京水天宮は、安産や子授けの神として広く知られています。
水天宮の場所
水天宮は社殿改修のため仮宮を設けていましたが、2016年4月以降は新社殿がオープンしています(上の画像は旧社殿)。現在の所在地や交通アクセス方法は以下のとおりです。
- 住所:〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
- 交通アクセス:東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅5番出口より徒歩1分、東京メトロ日比谷線 人形町駅A1出口より徒歩6分ほか
水天宮の神は?
水天宮の御祭神は、天御中主神(あめのみなかぬしのおおかみ)、安徳天皇(あんとくてんのう)、建礼門院(けんれいもんいん)、二位の尼(にいのあま)。天御中主神は、日本の神々の祖先神であり、安産・子授け・子育て祈願に貢献しています。
「水天」の信仰が国之水分神(くにのみくまりのかみ)と習合していたことがあり、「みくまり」が「みこもり(御子守り)」に似ているため、子供の守り神として信仰されるようになりました。
お宮参りの初穂料
赤ちゃんのお宮参りでは、「初穂料」を神社に奉納します。初穂料は、神社に奉納するお金のことを指します。お宮参りの初穂料は神社によって異なりますが、一般的には5,000~10,000円が目安です。
水天宮の場合、公式サイトに明記はされていませんので、その場で足りなくなって困らないように10,000円用意しておくと安心です。
この初穂料を誰が払うかは、家族により、それぞれ。一緒にお宮参りにいく、赤ちゃんのおじいちゃん・おばあちゃんが払ってもいいですし、赤ちゃんのパパ・ママが払ってもOKです。
お宮参りの時間
赤ちゃんのお宮参りは、一般的に男の子の場合は生後31~32日目、女の子の場合は生後32~33日目を目安にしますが、この日でなくてはいけないということはありません。生まれたばかりの赤ちゃんと産後すぐのママが参加する行事のため、赤ちゃんやママの体調や天候などを最優先に考え、日程を決めてよいとされています。
水天宮の開門時間は東京水天宮の場合、7~18時。ご祈願をお願いする際には、8~16時までに受付をする必要があります。予約や時間指定は受けてないので受付が空いている時間までに行ってお宮参りして大丈夫ですよ。
土日や戌の日は大変混雑が予測されるので、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて参加するお宮参りの日としては、できるだけ避けた方がいいでしょう。
- 水天宮「その他のご祈祷(昇殿参拝)」水天宮(http://www.suitengu.or.jp/omiyamairi/)
- 明治神宮「初宮参りについて教えてください」明治神宮(http://www.meijijingu.or.jp/qa/gokigan/01.html)
- 浅草神社 「御祈祷」浅草神社 (http://www.asakusajinja.jp/asakusajinja/kitou.html)
- 日枝神社「お宮参り」日枝神社(http://www.gokigan.jp/hatsumiya.html)
- 白山神社「初宮詣り・お宮参り」白山神社(https://goo.gl/AnxkBl)
- 水天宮「水天宮」水天宮(http://www.suitengu.or.jp/)
- 全国総本宮 水天宮「全国総本宮 水天宮」全国総本宮 水天宮(http://suitengu.net/)
混雑を避けて、お宮参りを
子授け・安産・子育ての守り神の水天宮。赤ちゃんの誕生の報告とすこやかな成長を祈り、是非お宮参りで訪れてみたいですね。
水天宮のお宮参りは、特に土日や戌の日は安産祈願と重なって混雑する傾向にあるので、赤ちゃんとママに負担がかからないよう、体調や天候を考えて日程を選びましょう。