3歳児ならではの発達と行動の特徴
3歳になると、自己主張がはっきりしてきます。自分の意思が明確で、友達の気持ちも少しは理解できるようになっています。
ただ、まだ自分の感情や衝動を抑えるのは難しく、自分中心の世界でもあります。3歳児ならではの発達と行動の特徴を見ていきましょう。
基本的な生活慣習が身につく
運動能力の発達に伴い、食事・排せつ・衣類の着脱などの基本的な生活慣習がある程度自分でできるようになっています。そのため「何でも自分でできる」という意識が生まれ、ママや友達の助けを拒むようになります。
横から手を出してしまうと「自分でやるって言ったのに!」とかんしゃくを起こすこともあります。
友達と一緒に遊ぶことができる
友達に興味をもち、一緒に遊ぶことができるようになります。「貸して」「どうぞ」「順番」などのルールがわかり、社会性が身についてきます。「ごっこ遊び」をするようになるのもこの時期の特徴です。
ただ、まだ自分中心のため、ものの取り合いなどでけんかをすることも多いものです。さまざまな経験をしながら、友達との関係性を学んでいきます。