男の子の困った行動別対処法
男の子の下品な言動は、エスカレートしたり、しつこく繰り返したりすることがあります。その理由としては、友達や大人の関心を引きたくてする場合と、ダメな理由が根本的に理解できていない場合があります。そのため、ただやみくもに叱ってもあまり効果がありません。
それでは、どのように対処すればいいか行動別に見ていきましょう。
1. すぐに汚いことをする
汚いことをすることがすべて悪いわけではありません。子供らしく泥んこになって遊ぶことは、時と場合によっては望ましいことです。一方で、時と場所を問わず、すぐに汚いことをしたがる場合は対応してください。
(例)
- 道路を歩いていると何でも拾いたがる/口に入れる
- 道端に落ちている犬のうんちが気になり、いじろうとする
対処法
大人にとっては「汚い」ことでも、男の子の発達という視点で考えると、目に見えるものを探索して、試している過程でもあります。危険でない限り、ある程度は許すことも必要です。
ただし、本当に危険なことや不衛生なことは、その都度「これは汚いものでバイ菌いっぱいだから触らない」などと教え、きっぱりやめさせます。その都度教えるのは面倒に感じるかもしれませんが、ひとつひとつの教育が、子供の知識の積み上げにつながり徐々に改善されます。