戌の日参り、する?しない?先輩ママがアンケートに答えてくれました
妊娠5ヶ月目の戌の日に腹帯を巻き、安産祈願を行う戌の日参り。犬は多産でありながら、お産が極めて軽いことから安産の守護神と言われ、その犬の安産にあやかりお参りを行うと言われています。
実際にお守りを買ったり腹帯を買って巻いたりなど、子供が健やかに生まれるために御祈祷へ行ったママもいるかもしれません。プレママからすると、戌の日参りは必ず行くべきだろうか?と気になりますよね。
株式会社ベビーカレンダー(旧社名:株式会社クックパッドベビー)が行った「現代における安産祈願(帯祝い)の常識」に関する意識調査の結果から、戌の日参りに関する先輩ママたちの声を聞いてみましょう。
- 川越八幡宮「安産祈願」(http://kawagoe-hachimangu.net/anzan.shtml,2018年6月7日最終閲覧)
- 篠原八幡神社「安産祈願 戌の日」(http://www.shinohara-80000.com/sta19137/index.html,2018年6月7日最終閲覧)
調査概要
- 調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「ベビーカレンダー アプリ」によるアンケート
- 調査期間:2018年4月21日〜4月23日
- 回答者数:868人
先輩ママに聞いた!安産祈願の気になる情報アレコレ
先輩ママたちはいつ安産祈願に行き、どんなお守りを持っているのでしょうか?また、お守りはどんなデザインのものを持っているのかも気になりますね。
アンケート結果から見えてきた、安産祈願の最新情報を見てみましょう。
1.「安産祈願という風習を残していきたい」と答えたママは80%以上
安産祈願という風習を残していきたいかという質問には、「多少変わっても残していきたい」(55.2%)、「そのままの形で残していきたい」(28.1%)と答えたママが合計で80%を超えている結果となりました。
古くからの習慣を現代に継承しながら、後世に残していきたいと考えているママは多いようです。
2.安産祈願に行ったママは90%近くに
安産祈願に行きましたか?という問いに対して、「行った」と答えたママは88.2%。およそ90%近いママが戌の日参りに行ったようです。
また、安産祈願に行ったママにいつ行ったか尋ねると、「戌の日(妊娠5ヶ月)」が59.7%、「戌の日ではない土日祝」が18.7%、「戌の日(妊娠5ヶ月以外の妊娠月数)」が11.9%という結果になりました。
古くからの風習にならって戌の日に安産祈願を行った家族も多いようですが、戌の日ではない土日祝や妊娠5ヶ月以外の戌の日など、スケジュールや体調などに合わせてお参りした家族もいるようです。
3.腹帯は巻かなかったママも多い
腹帯に関しての質問では、「持って行ったが、巻かなかった」(27.7%)、「持っていかなかったし、巻かなかった」(21.6%)と答えたママが多く、2つ合わせて50%近い結果に。3位の「家で巻いてから行った」(19.8%)と回答した人たちと比べても2倍以上の差がついています。
風習にならって行おうとしても、おなかが苦しく感じる、巻き方が分からないなどなかなか難しい部分もあるのかもしれませんね。
4.安産祈願のお守りは「複数個持ち」している人も
安産のお守りを「持っている」(92.3%)と回答したママにお守りを何個持っているかたずねたところ、1個と答えたママは33.7%。
ほとんどのママがお守りを持っており、また複数持っているママは3人に2人という結果から、多くのママがお守りを身近なアイテムとして持っていることがうかがえます。
また、「お守りをどのように入手しましたか?」という問いには、「自分で購入した」(49.5%)、「購入せずもらった」(50.5%)とほぼ半々に分かれる結果となりました。
「もらった」というママの回答では、周囲の人からプレゼントされたという方や、安産祈願に行ったときに神社などから贈られたケースが多いようです。一方で購入したママは、旅先でのお土産や安産祈願を行った神社で購入したという回答があがっていました。
お守りは本来願掛けや加護の意味で持つものですが、現在では妊娠祝いの贈りものや参拝の記念品としての役割も持っているようです。
5.お守りのデザインはバラエティ豊富に
気になるお守りのデザインですが、神社によってさまざま。昔ながらの巾着袋型のお守りでも、カラーやデザインなどかわいらしくアレンジされ販売されています。
現在では変わった形の安産守りも多く販売されています。シンプルもしくは目に優しい色使いで、伝統的なデザインや女性が思わず「かわいい!」と思うようなデザインで販売されているようです。
風習や形式にとらわれないのが現代の安産祈願スタイル
昔ながらの風習を重んじて行うママもいれば、参拝日やお守りの形など形式にとらわれず安産祈願を行っているママが多いようです。
母子ともに健康な出産を願って…ママの体調を見ながら、調子のよい日にぜひお参りに行ってみてくださいね!