京都府で安産祈願といえばここ!戌の日におすすめの神社
京都には安産祈願ができる神社が数多くありますが、その中でも人気の神社をご紹介します。京都界わいにお住まいの方や、京都で安産祈願を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
- 日枝神社「安産祈願」(http://www.gokigan.jp/anzan/index.html,2019年6月12日最終閲覧)
- 三越「日本を楽しむ年中行事」P177(かんき出版,2007年)
1.京都市北区「敷地神社(わら天神宮)」
京都で安産祈願といえば一番に名前が挙げられる敷地神社。安産と子授けのご利益があり、別名わら天神宮として古くから多くの人々に慕われています。
安産祈願の際に授与されるお守りの中に藁(わら)が入っており、その藁(わら)に節があれば男の子、なければ女の子が誕生するといういい伝えがあります。
また、わら天神宮では出産間近の時期でも安産祈願を行っています。出産予定日の一週間前から15日間、毎朝妊婦の名前を読み上げて祈とうをしてもらうことが可能です。
基本情報
- 住所:京都府京都市北区衣笠天神森町10番地
- 電話番号:075-461-7676
- アクセス:JR京都駅より京都市営バス50,101,205号、地下鉄北大路駅より京都市営バス204,205号、京阪三条駅より京都市営バス15号、阪急西院駅より京都市営バス205号、いずれかに乗車。「わら天神前」下車すぐ。
- 受付時間:8:30~17:00
- 初穂料:4,000円(腹帯なし)、7,000円(腹帯付き)
- 予約:不要
- 駐車場:あり(無料)
安産祈願された方の声
腹帯は別で購入持参して4000円のお守りなどのセットと3000円で腹帯の祈祷などをしてもらいました。
さらしは使いづらいかなーと思ったからです。
お守りの性別は当たってました!
安産祈願として有名なわら天神宮は、近隣の県からも訪れる方がいるようです。お守りの中に入っている藁(わら)を確認するのも楽しみですね。
2.京都市右京区「梅宮大社」
京都で最も古い梅の名所として有名な梅宮大社。安産と子宝の他、酒造のご利益でも知られています。本殿奥の「またげ石」という石には石をまたぐと子宝のご利益があるといわれ、多くの夫婦が訪れています。
またげ石には、子授けの祈とうを受けた夫婦のみが案内されるため、希望される場合は梅宮大社に直接問い合わせをしてみるとよいでしょう。
基本情報
- 住所:京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
- 電話番号:075-861-2730
- アクセス:JR京都駅よりタクシーで30分、阪急電鉄「松尾大社」駅から徒歩15分、京都市営バス3,28,29,71号にて「梅ノ宮神社前」下車のち徒歩3分
- 受付時間:9:30~16:30
- 初穂料:祈とう料 6,500円、岩田帯(さらし)1,500円
- 予約:不要
- 駐車場:あり(無料)
安産祈願された方の声
梅宮大社は子授けから安産まで祈とうをお願いすることができます。季節ごとに異なる花や風景を楽しむことができるため、ご祈とうの後にゆっくりと散策するのもよいかもしれませんね。
3.京都市左京区「岡崎神社」
岡崎神社は平安時代に建立された社(やしろ)で、境内一帯に野うさぎが生息しています。子供を多く生むうさぎは氏神様のお使いとされ、腹帯を持参して安産祈願する風習があります。
手水舎(ちょうずや)にある子授けうさぎ像は、水をかけてから、うさぎのおなかをさすりつつ祈ると、子宝と安産のご利益があるといわれています。
祈とうを希望する場合は、事前に予約する必要があります。岡崎神社の社務所に直接問い合わせをしてみるとよいでしょう。
基本情報
- 住所:京都府京都市左京区岡崎東天王町51番地
- 電話番号:075-771-1963
- アクセス:京都市営バス32,203,93,204号「岡崎神社前」、5号「東天王町」下車、地下鉄東西線「蹴上」駅下車、京阪「神宮丸太町」駅下車
- 受付時間:祈とう詳細については岡崎神社社務所に要問い合わせ
- 初穂料:祈とう詳細については岡崎神社社務所に要問い合わせ
- 予約:必要
- 駐車場:あり(無料)
安産祈願された方の声
狛いぬならぬ狛うさぎが境内のそこかしらに配置されている岡崎神社。子授けうさぎのおなかをなでて安産をあやかれるよう、安産祈願に来る方もいるようです。
4.京都市下京区「市比賣神社(いちひめじんじゃ)」
市比賣神社は、御祭神がすべて女性の神様であることから、女性の守り神として信仰を集めています。特に「女人厄よけ」の神社として有名ですが、女性にまつわるすべての願いごとに対してご利益があるとされていて、良縁、子授け、安産祈願に訪れる方も多い神社です。まさに女性のための神社ともいえますね。
また、生後50日目もしくは生後100日目に行われる市比賣神社の「五十日百日之祝(いかももかのいわい)」は、「五十顆之餅」を授かり子供の口に含ませて健やかな成長を祈る儀式とされ、現在のお食い初めの発祥として知られています。
基本情報
- 住所:京都府京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
- 電話番号:075-361-2775
- アクセス:京阪五条駅より徒歩5分 市バス「河原町五条正面」より徒歩3分、地下鉄烏丸線「五条」より徒歩10分、JR京都駅 バス10分 205・特17、徒歩15分
- 受付時間:9:00~16:30
- 初穂料:要問い合わせ
- 予約:不要
- 駐車場:なし
5.京都府八幡市「石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」
石清水八幡宮は厄よけ開運、家内安全、交通安全などさまざまな祈とうを行っていますが、安産の神様としても信仰が深い神社として知られています。
また石清水八幡宮は、本殿をはじめ門や社殿の廊下部分である回廊(かいろう)が国宝指定された文化財です。お参りをしながらゆっくりと国宝めぐりをするのもよいでしょう。
石清水八幡宮の祈とう受付時間は年間を通して9:00~16:00ですが、正月の時期だけは日によって変動があるため、1月に安産祈願をしようと思っている方は、神社社務所に問い合わせてから行くようにしましょう。
基本情報
- 住所:京都府八幡市八幡高坊30
- 電話番号:075-981-3001
- アクセス:京阪「八幡市」駅より男山ケーブル「男山山上」下車徒歩5分
- 受付時間:9:00~16:00 ※正月時期は変動あり
- 初穂料:10,000円
- 予約:不要
- 駐車場:あり(普通車500円、大型バス1,000円)
安産祈願された方の声
石清水八幡宮では、腹帯を持参すると一緒に祈とうしてもらえるようです。妊娠中に使用する腹帯だからこそ祈とうしてもらえるのはうれしいですね。
京都には安産祈願できる神社やお寺が数多くあります
京都で安産祈願できる神社やお寺をご紹介しました。戌の日の安産祈願は、妊婦さんと赤ちゃんの無事と安全を願う行事です。正式には妊娠5ヶ月に入って最初の戌の日に行うものとされていますが、お参りの時期にこだわる必要はありません。
祈とうをお願いする場合は祈とう料が必要となりますが、神社によって金額が異なります。また、祈とうは事前予約が必要な場合があるため、出かける神社が決まったら事前に問い合わせをしておくと安心です。
一緒にお参りに行かれるご家族の予定や妊婦さんの体調に合わせて、都合のよい日にお参りしましょう。