『透明なゆりかご』とは
『透明なゆりかご』は、看護学科の高校3年生・アオイの目線から見た命の現場の物語です。母親にすすめられ、産婦人科院で見習い看護師として働くことになったアオイ。さまざまな状況のもとで出産にいどむ母親たちの出産・中絶の現場に立ち会うことで、命の重みや力強さを実感し、看護師としても人間としても成長していきます。
幸せなはずである命の誕生に、うれしい以外の感情や事情があることを知り、ときに怒りやもどかしさを感じながらも、現実から目をそらさず成長するアオイの姿に勇気づけられる読者や視聴者もいることでしょう。
ほのぼのとしたタッチで描かれるコミックと、リアリティある世界観で描かれるドラマ。どちらも、涙なしには見られない感動のストーリー。見る人の心をとらえる作品です。
第7話のあらすじを紹介
©沖田×華
実は母親との関係に悩んでいたアオイ。ヤカンを焦がしてしまったというささいなことがきっかけで、母親との関係が再び微妙になってしまいます。
そんなとき、入院してきた患者が小学校の友だちだったミカ(片山友希)だとわかり、再会を喜ぶ2人。ミカは、夫も両親もいない孤独な出産にいどもうとしていました。アオイは、ミカが肌身離さず持っている母子手帳に気づき、母親に怒られてばかりだった自分の子供時代を思い出します。
ミカの持つ母子手帳に込められた思いとは…。第7回のテーマは「小さな手帳」。母の思いと愛情の記録について考えさせられます。
子供の成長記録を残していますか?
皆さんは子供の成長記録を残していますか?
母子手帳にも、子供の成長や日々の変化について書き込めるページがあります。
妊娠・出産・妊活中の女性向けアプリ「ママリ」にも、子供の成長記録を残そうとするママたちからこんなコメントが寄せられています。
日記は5日ほどまとめて書いちゃったりですが・・・(笑)
後々、見た時にいい思い出になるのかな〜、と思い日々書いております😌
排泄、授乳、睡眠は何か異変があったりすると一目で分かりやすいので必ずつけています😊
たまたま自分の母子手帳(4人兄姉、全員分)が出てきて初めて見ました!!
小学校2年の時に母が病気で亡くなり
寂しい思いをした時もありましたが
昨日それを初めて見て
何年越しに!?母の愛を凄く感じました♡
だから私も息子達にできる事はしてあげようと再度思いました🙋♀️
書く内容や頻度はさまざまなようですが、書いておくと良い思い出になりそうです。振り返って、自分自身も頑張ってきたんだなぁと思ったり、忘れていたような子供の成長を思い出したりできますよね。
子育てに追われていると、書く時間も気持ちの余裕もないのでは…と思う方もいるかもしれません。でも、将来子供が大きくなったとき一緒に見ることもできるので、日記というだけでなく、子供への手紙のつもりで書いてみてはいかがでしょうか。
最近は書き続けられるように工夫されているものや、思わず笑顔になれるかわいいデザインのものもあるので、自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか。
成長記録を残せる育児日記・ベビーダイアリーを紹介
ママから見る子供の成長記録。忙しい毎日の終わりに、ちょっとだけ座って1日を振り返ってみるのはどうですか。
そこにはママだからこそ語ることのできる毎日の奮闘と、大変な中にもあふれるほどの愛情が込められているはず。そんな育児日記は、成長した子供にとってもきっと宝物になります。
書くことは苦手というママも、しっかりとした記録を残しておきたいというママにも、ぜひ書いていただきたい育児日記を紹介します。
1.絵本みたいな『フルカラーで楽しい育児ダイアリー』
子供たちが大好きな絵本がそのまま育児日記になりました。全ページフルカラーで、書くのが楽しみになるような日記です。
日記帳は、妊娠中の記録から始まります。超音波検査の写真を貼ったり、病院での様子、先生や助産師さんからもらったアドバイスなどを書いておくことができます。
出産後は、生まれた日のことや赤ちゃんの毎日の記録、定期健診や予防接種など、1年分の成長を詰めこんだ特別な1冊になること間違いなしです。
絵柄ははらぺこあおむし、ムーミン家族、くまの学校、てるてる天使の4種類から選べます。どれも子供たちが大好きな絵本やキャラクターばかり。大きくなったら一緒に読んで、ママの愛情を感じてくれたらうれしいですね。
2.大好きなキャラクターと一緒に『スヌーピー育児ダイアリー』
三日坊主なママも、キュートなスヌーピーと一緒なら書くことが楽しくなりそう。
出産の特別な思い出や名前に込めた気持ちなどを、熱く語りましょう。日記の書き方も詳しく説明してくれているので、初心者でも安心。毎日の記録が簡単に書けて、小さな変化や成長も見逃しません。
「はじめて記念日」には、初めてできたことと日付を書くだけの簡単なスペースがあり、たくさん書かなくても成長を振り返ることができます。思い出の写真をたくさん貼り、ママらしくデコレーションして世界に1冊だけの特別な日記にしましょう。書類やチケットなどのこまごまとしたものをまとめて入れられるポケットは便利。
かわいいスヌーピーに囲まれて、特別な1年の記録にできそうです。
3.妊娠中からずっと使える『upcheeka(アプチェカ) 育児日記』
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初めて尽くしの子育てを楽しく乗り越えられるフルカラーデザイン。妊娠中の記録と生まれてから1年間の成長を、まとめて残しておくことができます。
しっかりと書き込めるように、手のひらサイズよりやや大きめのリングノート。育児日記とセットになっているので、同時に振り返ることができて楽しさも広がります。
赤ちゃんの成長記録だけでなく、お祝いリストやイベントの記録などもあるので、お返しを忘れずにすみますね。
予防接種リストやかかりつけ病院のリストは、ママ目線の構成。子育て1年目はとにかくバタバタするので、母子手帳以外にも自分なりに確認できるものがあると、うっかりを防げて便利ですよ。
4.成長が一目でわかる『midori(ミドリ)育児日記』
成長の記録を書くシンプルな日記。毎日のミルクの量や睡眠・排便などの基本的な記録をしっかりとつけておくことができます。凝ったものは苦手、というママには手に取りやすい作りになっています。
記録期間は、誕生からの1年間限定。生まれたときの体重と身長、写真を貼るスペースがあります。それ以降は、毎日のタイムスケジュールを書き込みます。ひと言メモのスペースも大きくないので、これなら気負わずに始められそうです。
ビニールカバー付きで汚れも防止。忙しい子育て1年目にピッタリの1冊です。日記を続けられそうなら買い足していってみるのも良いかもしれませんね。
5.赤ちゃんに贈る一冊『3年連用育児日記 すくすくメモリー』
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生まれてからの3年間を記録の残すことができる日記です。3歳までの期間は一番手がかかり、成長がめざましく子育てに必死な時期。記録を残すのもいっぱいいっぱいかもしれません。でもこれなら、季節ごとのイベントが記録できるようになっているので、毎日書けなくても大丈夫。
「初めてできたこと」や「毎日の成長グラフ」、「まいにちの小さなできごと」などジャンル別になっているのも書きやすいポイント。去年の今頃を振り返って一目で成長を実感できます。
大変な3年間を記録しておくと、振り返ったときに自分の頑張りを褒めてあげたくなると思いますよ。
カラーはピンクとブルーの2色。子供の性別に合わせて選ぶのも良さそうですね。
6.20年後のプレゼントに『BABY Diary(ベビーダイアリー) 〜ハタチのキミへ〜』
成長の記録をしっかりと残しておきたいというママには、20年分の記録を1冊にまとめることのできる日記を。
この日記は思い出ページと記録ページの2部構成。思い出ページは、一つのキーワードに対して何歳でも自由に書き込めるページです。初めて記念日や卒業式などの感動を綴って振り返りましょう。
成長の細かい情報は記録ページに書き込みます。生まれたときから毎年の成長やそのときの気持ちなどを書き込むことができます。写真を貼るスペースもあるので、成長や変化が一目でわかりますよ。
20年後は子供にプレゼントして、「パパとママはこんな気持ちで育ててきたよ」ということが伝わるとうれしいですね。
7.書くのが苦手なママは『マイファースト 手形 足型 キット』
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文章を書くのが苦手なママには、こんなキットがおすすめ。
生後半年や1歳などの記念に、手形と足形を残しておくことができます。赤ちゃんの手足に塗っても安心な絵の具とスポンジがセットになっているので、届いたらすぐに使えて便利。子供が寝ている間にすれば、動いて失敗する心配もありません。
カードに書かれた動物のイラストに合わせ、手形をスタンプ。カードはそのままディスプレイすることができます。コンパクトなブック型で、本棚にしまっておいても場所を取りません。遠方に住む家族へ送って、成長を報告しても喜ばれますよ。
動物は、カンガルー、ゾウ、クマの3種類。かわいいデザインは、出産祝いなどのプレゼントにも良さそう。
今しか残せない育児日記は、ママからの贈り物
©沖田×華
毎日子育てに追われていると、ゆっくり座って字を書く時間なんて作れない、そんな気持ちの余裕はないと感じますよね。
でも、今のことだけでなく将来、子供がもう少し大きくなったときのことを想像してみてください。「何歳で歩いたの?」「わたしが生まれたとき、どんな気持ちだった?」など、子供自身が自分の成長について知りたくなる時期がやってくることも。そんなとき育児日記があれば、一緒に読み返したり、アルバムと合わせて振り返ることができるでしょう。
毎日目の前のことで必死だからこそ、今しかない一瞬を記録して残しておくことに価値があるのではないでしょうか。
筆者も、息子が10歳を過ぎた今でも、ときどき育児日記を読み返しています。簡単な内容しか書けなかった日もあれば、成長に感動したことがよみがえるような日もあります。もちろん白紙の日もありますが、そのすべてに息子への愛情と必死に頑張った日々が刻まれていて、かけがえのない宝物になっています。今では息子と一緒に読み、息子が「全然覚えてへんけど、めっちゃありがとう」と言ってくれる瞬間が、最高に幸せです。
皆さんも今しか書けない育児日記、残してみませんか?