2019年の夏に東北で開催される花火大会をご紹介
2019年に東北で開催される花火大会を紹介します。花火大会によっては、観光地に近く、旅行を兼ねて行きたいと思うものもありますよ。
事前に有料チケットを購入すれば座って花火が見られる大会もあるため、気になる方はチェックしてみてくださいね。
1.秋田県大仙市「大曲(おおまがり)花火」
秋田県大仙市で行われる予定の「大曲花火」は、全国から選び抜かれた花火師が日本一を目指す作品を打ち上げ、内閣総理大臣賞などさまざまな賞がが授与される、花火競技大会です。打ち上げ予定数は18,000発で、何十万もの人が足を運ぶ大規模な花火大会です。
2019年は「毎月花火が打ち上がる街」として、2019年8月31日に行われる「大曲花火」以外にも、1月から毎月花火大会が行われています。7月は「花火通り商店街七夕花火」、11月は「全日本残月花火選手権大会」など、さまざまな花火大会が予定されていますよ。
当日は観覧者の安全確保が優先され、広範囲で交通規制がかかるため公共交通機関の利用はできません。車での移動も規制されることが予想されるため、会場近くまで車で向かうという方も事前に交通規制情報などをチェックしておくと安心です。
また、会場へは最寄りの大曲駅から徒歩で向かう必要があるため、遠くから来場する方は早めに会場近くに向かうとよいでしょう。
大曲花火詳細
- 開催場所:秋田県大仙市大曲通町・雄物川周辺
- アクセス:大曲駅から徒歩(公共交通機関は使用不可)
- 開催日:2019年8月31日(土) 17:15~
- 駐車場:あり(有料・予約制)
- チケット:あり(3,000円~)
2.山形県鶴岡市「赤川花火大会」
山形県鶴岡市で行われる予定の「赤川花火大会」は、全国の花火師が競い合う全国デザイン花火競技会です。日本の伝統的な花火の「技術を競う割物(わりもの)花火」の部と、音楽と花火の連動性が審査基準となる「デザイン花火の部」の2部構成で行われます。第29回の花火大会は「百花繚乱、夜空に輝く一人一人の物語」がテーマです。
当日は大変混み合うことが予想されます。そのため、シャトルバスと臨時バスなど公共交通機関を利用しましょう。有料で特別観覧席もあるため、人込みを避けて座って花火を見たいという方はそちらもチェックしてみてください。
赤川花火大会詳細
- 住所:山形県鶴岡市赤川河畔
- アクセス:鶴岡駅より徒歩15分
- 開催日時:2019年8月17日(土) 19:15~
- 駐車場:なし
- チケット:あり(4,500円~)
3.山形県酒田市「酒田港まつり・酒田花火ショー」
山形県酒田市で行われる予定の「酒田港まつり・酒田花火ショー」は、最上川河口を利用した、ダイナミックな花火ショーが楽しめる祭りです。水上スターマインや空中スターマイン、2kmにもわたる空中ナイアガラが見どころです。スターマインとは、単発ではなく、数十発から数百発連続で打ち上げる花火のことです。大型スピーカーから出される音とともに打ち上げられる花火は、見ものですよ。
特別観覧席のチケットは、2019年6月1日から発売予定です。特別観覧席で花火を鑑賞したい方は、ぜひチェックしてみてください。
- 磯谷煙火店「スターマインってなあに?」(https://uchiage-hanabi.com/blog/pyrotechnician-notes/what-is-starmine/,2019年6月4日最終閲覧)
酒田港まつり・酒田花火ショー詳細
- 住所:山形県酒田市両羽町
- アクセス:JR酒田駅から臨時直行シャトルバスで約10分、日本海東北自動車道・酒田ICから車で約10分
- 開催日:2019年8月3日(土)
- 駐車場:あり(1,500台)
- チケット:あり
4.福島県いわき市「いわき花火大会」
福島県いわき市で行われる予定の「いわき花火大会」は、海の安全祈願祭として開催されてきました。現在では音楽とシンクロさせた創作花火や、個人、団体を問わず、記念や宣伝などメッセージを込めて打ち上げられる市民花火がメインです。打ち上げられる花火は約10,000発です。
「いわき花火大会」とは別日に、プレイベントとして「おなはま海遊祭」、前夜祭として「いわきおどり小名浜大会」が開催されます。「おなはま海遊祭」は、小名浜の夏を感じることができるイベントで、水上スキーやバナナボート、モーターショーなどが行われます。ぜひ、花火大会以外のイベントにも参加し、小名浜の夏を満喫してみてください。
いわき花火大会詳細
- 開催地:アクアマリンパーク
- アクセス:JR常磐線、泉駅下車、バスやタクシーで約15分~20分、常磐自動車道いわき勿来I.C、いわき湯本I.Cから一般道で約20分
- 開催日時:2019年8月3日(土) 19:00~
- 駐車場:あり
- チケット:あり(2,000円~)
5.山形市七日町「山形大花火大会」
山形市七日町で行われる予定の「山形大花火大会」は、「歴史とご縁をかさねがさね」をテーマとした花火大会です。花火大会以外にも、ステージイベントが予定されています。
当日、駐車場はありますが花火大会会場から少し遠いため、臨時のシャトルバスに乗って会場に向かいます。有料のスペシャル席を購入された方は専用の駐車場が用意されるため、チケットを購入する人は、駐車する場所をきちんと確認してから向かうとよいでしょう。
山形大花火大会詳細
- 開催地:須川河畔反田橋付近
- アクセス:ビックウィング駅、霞城セントラル駅等からのシャトルバスを利用
- 開催日時:2019年8月14日(水) 19:00~
- 駐車場:なし
- チケット:あり(500円~)
6.青森県青森市「青森花火大会」
青森県青森市で行われる予定の「青森花火大会」は、「ねぶた大賞」などを受賞したねぶたを台船に乗せ、青森港周辺を海上運行させながら花火を打ち上げる祭りです。花火とねぶたのコラボレーションが楽しめる、青森ならではの花火大会ではないでしょうか。
青い海公園内で花火を見られる有料チケットは、2019年7月7日から発売予定です。ぜひチェックしてみてください。また、当日荒天だった場合は8月8日に花火大会が行われます。
青森花火大会詳細
- 開催地:青森港周辺
- 開催日時:2019年8月7日(水) 19:15~
- チケット:あり(3,500円~)
7.岩手県遠野市「遠野納涼花火まつり」
カッパの伝説でおなじみの岩手県遠野市では、「遠野納涼花火まつり」が2019年8月15日に行われる予定です。夏の遠野観光とともに楽しみたいイベントの一つでしょう。
当日、雨で中止になったときは8月17日に延期され、17日が雨の場合は中止となります。遠野観光はレンタサイクルが便利です。時間に余裕がある場合は、祭りとともに夏の田園風景や街並みを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 一般社団法人遠野市観光協会「遠野交通情報」(https://tonojikan.jp/access/,2019年5月28日最終閲覧)
遠野納涼花火まつり詳細
- 開催地:早瀬川緑地グラウンド
- 開催日時:2019年8月15日(木) 19:00~
8.宮城県石巻市「石巻川開き(いしのまきかわびらき)祭り」
宮城県石巻市で行われる予定の「石巻川開き祭り」は、川の恵みに感謝するとともにご先祖様の供養のために始まった祭りです。花火大会以外にも、手こぎの孫兵衛船を使用した大会や、ブルーインパルスの特別展示飛行が行われます。
また、市街地では、東京ディズニーリゾートスペシャルパレードが行われる予定で、大人から子供まで楽しむことができる企画が盛りだくさんです。11時からお祭り広場などの縁日が予定されるため、2日間じっくりと、祭りを満喫できます。
石巻川開き祭り詳細
- 開催地:石巻川周辺
- 開催日:2019年7月31日(水)・8月1日(木)
9.青森県五所川原市「五所川原(ごしょがわら)花火大会」
青森県五所川原市で行われる予定の「五所川原花火大会」は、「水と光と音の祭典」をテーマとした花火大会でスターマインが見られます。さらに、フィナーレは300mもの、ワイドスターマインとライトアップされたウォーターカーテンの、水と花火と音楽のコラボレーションを楽しめます。
「五所川原花火大会」では、フォトコンテストも開かれます。写真が趣味の方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。また当日駐車場はありますが、駐車できる台数が少なく利用できない可能性があるため注意が必要です。
五所川原花火大会詳細
- 開催地:五所川原市岩木川河川敷
- アクセス:JR五能線五所川原駅から徒歩約15分
- 開催日時:2019年8月3日(土) 19:20~
- 駐車場:あり(有料・1,000円)
- チケット:あり(500円~)
東北で夏の思い出を作ろう
東北の各地域で行われる予定の花火大会を紹介しましたが、行ってみたいと思える場所はありましたか?ねぶたとの共演や、海や川を活用した演出など、どの花火大会も地域の特色を生かしたものがたくさんありました。
花火大会によっては会場周辺で交通規制がかかり、車での移動ができない場合もあります。そのため、きちんと道路情報や駐車場情報をチェックしてから出かけましょう。事前に花火大会の詳細を確認してじっくり楽しめるとよいですね。