赤ちゃんが浮いていたら便利…!「#22世紀育児」に託す未来の育児
毎日の抱っこ要求、離乳食拒否、全力で泥遊び…。子どもの天真らんまんで小悪魔な言動に、思わず「こんなものがあればいいのに…」と思ったママはきっといるでしょう。
Twitterのアカウント、チビッコ(@chibicco299)さんはハッシュタグ「#22世紀育児」を考案。ママの妄想をカタチにした空想のアイテムをイラストにして掲載しています。
チビッコさんは、「立って抱っこしないと泣く息子を相手にしながら在宅仕事をしていた時に「パソコンか息子が浮けばうまくいく!!」と思ったのが始まりで「#22世紀育児」をツイートしたのだそう。
「未来がどうなるかわかりませんが、大変な幸せがチョット大変な幸せになると良いな〜と願ってます。」とのこと。
このチビッコさんの思いは周りの人たちにも広がり、賛同した多くのママがさまざまな妄想を「#22世紀育児」でツイート。
今回はそんな皆さんのアイデアを一部ご紹介します。
魔法のボタン!一瞬で外出の支度が終わるコンパクト
とある魔法使いもしくは、あの戦う女の子を連想させるようなコンパクトを開いてタップすると、15秒でお出かけ仕様に変身できるアイテム。メイクも服装もバッチリ、もちろん子どもの衣装替えも一瞬。あっという間に着替えが終わる不思議なコンパクトです。
準備をしているうちに、あっという間に予定していた時間になってしまった、赤ちゃんがぐずり出してしまいあやしているうちに外出の気分じゃなくなってしまった…など、子連れのお出かけは準備段階でなかなかうまくいかないもの。赤ちゃんの機嫌が良いときにさっと着替えてぱっと出掛けられる未来が来たら、育児がもっと楽しくなりそうですね。
授乳もリモートで!自動搾乳&授乳機能
専用の下着を装着すれば、赤ちゃんのおしゃぶりを通して自動で授乳。ママは自由に動くことができ、赤ちゃんは好きなときに母乳を飲める夢のような機能です。「余剰乳は保管、廃棄、場合によっては寄付」ともありますので、さまざまな便利機能が搭載されているようです。
ママにとっては夢のような機能ばかり。ママたちを悩ませる乳腺炎や、痛みなどの授乳の悩みについても、この機能で解決できるかもしれませんね。
食べこぼしとおさらば。お食事中のお掃除をしてくれるクリーナー
離乳食や幼児食、あちこちに食べこぼしが飛び散って「あ~あ…」と肩を落とした経験はママなら一度はあるはず。そんな育児のあるあるに対処してくれるクリーナーがあれば、離乳食の片付けストレスが皆無に。子どもの髪の毛や衣服に飛び散った食べこぼしもきれいにしてくれたらよいですよね。
作って片付けて、メニューを考えて…だけでも大変な離乳食。せめて自動で掃除してくれるアイテムが開発されたら素敵です。天才開発者求む…!
ケガ知らず!メンダコ型の追尾型安全装置
ふと目を話した隙に、ゴツン。そんな家庭でのケガは、小さい子どもには日常茶飯事。メンダコ型の追尾安全装置は、常に子どもの頭上を浮いています。雨の日は傘代わりにもなり、子どものケガや転倒、親への突然の突進や頭突きなどをふんわり守ってくれます。形をメンダコ型から変更することもできるようです。
軟体生物であるタコから構想を得た、子どもを守るアイテム。子どもの遊び相手にもなってくれそうな相棒的存在になりそうですね。
チャイルドシート拒否を拒否!脱走を阻む機能性抜群なチャイルドシート
子どもの体勢に合わせてシートが変形し、ベルトも自動で調整できるチャイルドシート。車の運転中にも関わらず「手が離せないけど後ろでギャン泣き」「気付けば子どもがベルトロックを解除」などといった、ドライブ中の悩みも、これがあればすっきり解決。シートが変形するので、子どもがチャイルドシートで寝ていてもそっと包んでくれそうですね。
もしかしたらこのチャイルドシートが完成するころには、完全自動運転ができる未来も同時にやってきているかもしれません。実現した際には、移動中も家族で過ごす有意義な時間の一つになりそうです。
材料を入れるだけ!離乳食が自動調理されるマルチキッチンツール
ニンジン、ホウレンソウ、タラ、卵…。子どもの成長に合わせて、どんどん食材も調理方法も増えていく離乳食。材料を入れるだけで完成するような機会があったらよいのに…そんなママの妄想が詰まったマルチキッチンツールがこちら。離乳食前の時期はミルクモードでミルクが調味でき、離乳食開始後はステップに合わせた調理が可能です。
AIアシスタント端末との連携で、スマートフォン端末との連携も想定されています。こんな機械があったら、次はどのようなメニューが出来上がるのかと、食材選びの段階からワクワクしそうですね。
創造をふくらませて未来に思いをはせて
あんなものがあれば、こんな便利なものがあれば…いつの時代も未来の発明に思いをはせて、今の生活から変わることを夢見る方は多いでしょう。今回ご紹介したハッシュタグの投稿はごく一部。皆さんもぜひ「#22世紀育児」をのぞいてみてくださいね。
もしかしたら今ママたちが悩んでいることを「#22世紀育児」で投稿しておけば、いつの日か、お子さんやお孫さんの代が新たなジャンルとして開発し、一大発明として歴史に名を刻むかもしれません。夢が膨らみますね。22世紀はどのような子育て風景が広がっているのででしょうか…楽しみです。