アドラー心理学の勉強会へ参加をされたことがあるママさんのコメントです。アドラー心理学に興味があったり、取り入れてみたいと思ったりして勉強会に参加をしても、いざ実践するとなると難しい部分もありますよね。
たとえ完璧に取り入れられなくても、子どものためにといろいろと手を尽くすことが大切です。そして、子どもがもう少し大きくなり何かの課題にぶつかったときが、アドラー心理学を生かす大きなチャンスになりそうです。
3歳の息子についてアドラー 式子育てを取り入れてきたのですが、私の子育てについて周りから「甘い!」と言われることが増えました。言うのは主人、主人の両親(同居)、主人の兄弟です。叱っていないのが問題だと言われます。
確かに息子はわがままを言うことが多くなりましたが、妹ができたこと、日中の運動量が増え夕方疲れて機嫌が悪いこと等理由もあります。
いつもわがまま言っているわけではないと思っていましたが、前友達家族とキャンプへ行った時うちの子のわがままが結構目立っていました。
アドラー 式子育てもセミナーとか受けたわけではなく本を読んだだけなので、叱らない子育てが中途半端となり、今後わがままな子になるのではないかと心配になりました。
やってはいけないこと等は随時説明していますが、やはり強く叱ることをもっと増やした方が良いのでしょうか?
叱らないのは良し悪しありますが、その叱り方にもよるとは思います。
知り合いの人が叱らない育児をしていて、その子供は周りから嫌がられる様になり、あんな育て方してるからわがままに育つと耳にする様になり、その子は親子で孤立してます。
善悪の線引きがいくらかでもあるのであれば、まだ直せますが😅
保育関係者目線ではそう思います。
なぜやってはいけないのか、などの説明はやはりある程度大きくならないと理解できず頭に入ってこないと思うので😅
理解できるまで根気よく説明する…と言っても理解できるまでにまわりに迷惑かけたり最悪怪我させてしまったり…なんて事になったらいけないし、何より子ども自身まわりに嫌われてしまうのも可哀想ですし。
3歳でしたら大人の表情を読み取ることもできそうですし、まずはしっかり目線を合わせ目をみて「それは違うよ😡」「危ないからダメだよ😡」など短い言葉で伝えることからやってみてはどうでしょうか?
アドラー式子育ての本を読み、3歳の子どもに取り入れてきたというママさんからの質問とコメントです。子どもにもよるかと思いますが、年齢が低い子どもへ「アドラー式子育て」を完璧に取り入れるのは難しい部分もあるのかもしれませんね。
まずは善悪を理解してもらうために、子どもの目をしっかり見て注意をすることも必要です。子どもが善悪を理解できてから、アドラー心理学を生かした育児を取り入れていってもよいですね。
アドラー心理学を生かした子育ての参考になるおすすめ書籍3選
アドラー心理学を生かした子育てを取り入れたいとお考えの人向けの、おすすめの書籍をご紹介します。0歳からの子育てに役立つものや、すぐに実践できる本もあるため、まずは気軽な気持ちで本を読んで参考にしてみてはいかがでしょうか。
1.秀和システム「イライラしないママになれる本 子育てがラクになるアドラーの教え」
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「子どもを叱らない」「勇気づける」「自分からやる子に育つ」といった、アドラー式を取り入れた子育て方法が記載されている本です。叱ることよりもずっと効き目のある方法で勇気づけをし、自分からやる子に育ってくれると子育てが楽になりますね。
2.秀和システム「幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て」
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0歳からの子育てに役立つ「アドラー心理学の勇気づけの子育て」について記載されています。子どもが幼いうちはアドラー式を取り入れるのが難しいのかなと思っている人向けです。
生まれたばかりの子どもや、これから生まれてくる子どものために、活用してみてはいかがでしょうか。
3.日本能率協会マネジメントセンター「アドラー式「言葉かけ」練習帳 子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!」
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「褒める」よりも「勇気づけをする」のアドラー心理学をベースに、普段つい口にしてしまいそうなフレーズを集めた本です。アドラー心理学を取り入れたいと思っているものの、いざ実践するとなるとなかなかうまくいかないという人向けですね。
フレーズ一つ一つにビフォー・アフターが記載されているため、自分が普段よく口にしてしまう言葉を確認しておくと、こういうときはどうすればよいのかがわかり、すぐに実践できてとても便利です。
アドラー心理学を子育てに取り入れてみましょう
アドラー心理学の特徴や教育にどう作用するのか、子育てに取り入れる実践方法についてご紹介しました。自分で考えて行動をしてくれる子どもに育ってほしいと思う反面、それを子育てに取り入れるのはなかなか難しい部分もあるのかもしれませんね。
子育てに正解はないため、セミナーに出向いたり本を読んだりして知識を得て、自分の子どもに生かせそうな部分から少しずつ取り入れてみるのもよいでしょう。







