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子どもの自発性を促進しよう!アドラー心理学を子育てに生かす方法

子どもの将来のことを考えたら、どんな教育方法にしようか悩むものですが、「できれば自発的に考えて行動できるような子に育ってほしい」と、親としては思うことでしょう。なかには、アドラー心理学に興味があり、実践してみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。この記事では、アドラー心理学の特徴や教育にどう作用するのか、またアドラー心理学の実践方法についてご紹介します。

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アドラー心理学とは?

アドラー心理学とは、オーストリア出身の精神科医・心理学者である「アルフレッド・アドラー」による、新しい理論「個人心理学」を始めたことによるもので、その名前を取って「アドラー心理学」と呼ばれるようになりました。

おもな特徴としては、「すべての悩みは対人関係の悩みである」ということを軸に、心理学者「ジークムント・フロイト」や「カール・グスタフ・ユング」が提唱した「原因論」とは真逆の「目的論」の立場をとることと言われています。

「過去に起きたトラウマが原因で、現在の社会でうまくやっていけない」と考えるのが「原因論」であるのに対して、「現在の社会で他人との関係を築きたくないから、過去に起きたトラウマの記憶を持ち出す」というのが「目的論」となるのです。

アドラー心理学によれば、「過去の原因によって突き動かされるのではなく、今の目的に沿って生きる」ことや、「人は変われないのではなく、変わらないという決心を下している」とし、変わるための勇気が足りないことを主張しています。

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アドラー心理学をどう子育てに生かすの?アドラー式子育て

子ども 教育 PIXTA

アドラー心理学を子育てに生かす育児プログラムが、国内のさまざまな場所で開催されています。北海道から九州まで幅広い範囲で開催されているため、子育てや子どもの教育に生かしたいと考えている人は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

パセージって何?

Passage(パセージ)とは、アドラー心理学会の認定指導者「野田俊作先生」によって開発された、日本唯一のアドラー心理学会公式のプログラム「育児学習プログラム」のことを言います。開発から長い年月と実績をもち、国内のさまざまな場所でこのプログラムが開催されています。

アメリカでも同じように、アドラー心理学による育児プログラム「Step(ステップ)」というものが存在しますが、このプログラムはアメリカの文化に合わせた内容となっているため、文化が違う日本で使うのは難しいとされていました。しかし、パセージは日本の文化に調和して作られているため、日本での子育ての目標や行動を無理なく学べるように設計されているのです。

パセージは「自立した協力的な子どもの育成」を目標とし、全8章で構成されているプログラムです。1章を週1回のペースで進めていくため、すべての章を終えるのに約2か月かかります。中期に渡るプログラムのため「自分の子どもに合うのだろうか」と、参加を検討している段階では不安に思うこともあるでしょう。そんなときは、パセージのお試し体験版「プチ・パ」を検討してみてはいかがでしょうか。パセージの雰囲気などがわかり、参加をするかの材料に役立ちます。

また、場所によってはパセージの上級編「パセージ プラス」を開催しているところもあります。

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アドラー式子育て実践法!「勇気づけ」の方法

子ども 教育 PIXTA

アドラー式子育てでは、子どもに「勇気づけ」をすることにより、子どもが本来もっている勇気を引き出し、それにより「困難を乗り越える力」を子どもの頃から身につけることを目標としています。

子どもの勇気を引き出すことにより「自分の考えをもつ」「自分の考えを表現できる」「自分に自信がもてる」「学ぶことは楽しいと思える」このような子どもに育ち、同時に国語を学ばせることで「正しく読む力」「自分で考える力」「相手に伝える力」を伸ばし、将来子どもが社会に出たときに大きな力になると言われています。

そのため、普段から子どもと接するときは、勇気づけのコミュニケーションをとることが大切です。子どもは、いつも身近にいる親から勇気づけをされると、自信が持てるようになります。子どもの潜在能力を開花させるためには、子どもへの関わり方も重要です。

アドラー式子育ては、子どもが学ぶ場でありながら親が学び続ける姿勢も必要になるのです。

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アドラー式子育てを実践しているママたちの声

子ども 教育 PIXTA

実際にアドラー式子育てを実践しているママさんたちの質問やコメントが「ママリ」に寄せられていました。その一部をご紹介します。

アドラー心理学を勉強されて子育てで実践されている方いますか??私も保育士をしていて、その繋がりで勉強会へ参加したりして学びました。アドラー心理学の考え方は大好きですし、本当にいろんな方に知ってもらいたいなーと思います。ただ、今自分が子育てをしてみて、実践できているかといえば、、なんとも言えず。ましてやこれから成長してなおさら手がかかるようになると、実践できるのかなー?と不安であり、楽しみであり……,実際子育てしている方の話が聞いてみたいです!
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詳しく専門的に勉強したわけではないですが、勉強会に参加したことはあります💡7ヶ月なら、まだまだ実践は難しいかなって気もしますよね😅成長して手がかかってきたり、なにか課題にぶつかったときこそ、実践のチャンスではないでしょうか?
わたしの母は、アドラーを詳しくやったのかやってないのかわかりませんが、勉強会で聞いたこどもへの接し方、あぁ、わたしの母がわたしにしてくれていたことだ…!と思ったことありました。結果ではなくプロセスを評価するとか。アドラー心理学以外の子育て方法にも共通する部分だからかもしれませんが…
そうやって母に接してもらえたこと、わたしはすごく嬉しかったし、勇気づけられた部分も多かったのかな、母はいつもわたしの味方で、見守ってくれてたんだな、と勉強会に参加して改めて思って、ちょっと泣きそうになりました😌
ガチガチの完璧アドラーじゃなくても、そういう気持ちでお母さんが接してくれたら、こどもって嬉しいんじゃないかな?って気はします😳やってるわけじゃないし、詳しくもないのにえらそうですみません😅💦
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アドラー心理学の勉強会へ参加をされたことがあるママさんのコメントです。アドラー心理学に興味があったり、取り入れてみたいと思ったりして勉強会に参加をしても、いざ実践するとなると難しい部分もありますよね。

たとえ完璧に取り入れられなくても、子どものためにといろいろと手を尽くすことが大切です。そして、子どもがもう少し大きくなり何かの課題にぶつかったときが、アドラー心理学を生かす大きなチャンスになりそうです。

アドラー 式子育てについて相談です。
3歳の息子についてアドラー 式子育てを取り入れてきたのですが、私の子育てについて周りから「甘い!」と言われることが増えました。言うのは主人、主人の両親(同居)、主人の兄弟です。叱っていないのが問題だと言われます。

確かに息子はわがままを言うことが多くなりましたが、妹ができたこと、日中の運動量が増え夕方疲れて機嫌が悪いこと等理由もあります。
いつもわがまま言っているわけではないと思っていましたが、前友達家族とキャンプへ行った時うちの子のわがままが結構目立っていました。

アドラー 式子育てもセミナーとか受けたわけではなく本を読んだだけなので、叱らない子育てが中途半端となり、今後わがままな子になるのではないかと心配になりました。

やってはいけないこと等は随時説明していますが、やはり強く叱ることをもっと増やした方が良いのでしょうか?
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わがままがどの様な事なのかにも寄りますが、周りがちょっとでも迷惑なら私は叱ります。
叱らないのは良し悪しありますが、その叱り方にもよるとは思います。
知り合いの人が叱らない育児をしていて、その子供は周りから嫌がられる様になり、あんな育て方してるからわがままに育つと耳にする様になり、その子は親子で孤立してます。
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叱らない子育てで、さらに、わがままや善悪の線引きもしないでしまうと、子供もわからないまま育つから、公共の場や集団生活の場で悪目立ちしやすいかもしれませんね。

善悪の線引きがいくらかでもあるのであれば、まだ直せますが😅

保育関係者目線ではそう思います。
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私個人的な考えとしては、子どもが小さければ小さいほど叱った方が良いと思ってます。
なぜやってはいけないのか、などの説明はやはりある程度大きくならないと理解できず頭に入ってこないと思うので😅
理解できるまで根気よく説明する…と言っても理解できるまでにまわりに迷惑かけたり最悪怪我させてしまったり…なんて事になったらいけないし、何より子ども自身まわりに嫌われてしまうのも可哀想ですし。
3歳でしたら大人の表情を読み取ることもできそうですし、まずはしっかり目線を合わせ目をみて「それは違うよ😡」「危ないからダメだよ😡」など短い言葉で伝えることからやってみてはどうでしょうか?
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アドラー式子育ての本を読み、3歳の子どもに取り入れてきたというママさんからの質問とコメントです。子どもにもよるかと思いますが、年齢が低い子どもへ「アドラー式子育て」を完璧に取り入れるのは難しい部分もあるのかもしれませんね。

まずは善悪を理解してもらうために、子どもの目をしっかり見て注意をすることも必要です。子どもが善悪を理解できてから、アドラー心理学を生かした育児を取り入れていってもよいですね。

アドラー心理学を生かした子育ての参考になるおすすめ書籍3選

書籍 PIXTA

アドラー心理学を生かした子育てを取り入れたいとお考えの人向けの、おすすめの書籍をご紹介します。0歳からの子育てに役立つものや、すぐに実践できる本もあるため、まずは気軽な気持ちで本を読んで参考にしてみてはいかがでしょうか。

1.秀和システム「イライラしないママになれる本 子育てがラクになるアドラーの教え」

イライラしないママになれる本 子育てがラクになるアドラーの教え

「子どもを叱らない」「勇気づける」「自分からやる子に育つ」といった、アドラー式を取り入れた子育て方法が記載されている本です。叱ることよりもずっと効き目のある方法で勇気づけをし、自分からやる子に育ってくれると子育てが楽になりますね。

2.秀和システム「幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て」

幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て

0歳からの子育てに役立つ「アドラー心理学の勇気づけの子育て」について記載されています。子どもが幼いうちはアドラー式を取り入れるのが難しいのかなと思っている人向けです。

生まれたばかりの子どもや、これから生まれてくる子どものために、活用してみてはいかがでしょうか。

3.日本能率協会マネジメントセンター「アドラー式「言葉かけ」練習帳 子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!」

日本能率協会マネジメントセンター アドラー式「言葉かけ」練習帳 子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!

「褒める」よりも「勇気づけをする」のアドラー心理学をベースに、普段つい口にしてしまいそうなフレーズを集めた本です。アドラー心理学を取り入れたいと思っているものの、いざ実践するとなるとなかなかうまくいかないという人向けですね。

フレーズ一つ一つにビフォー・アフターが記載されているため、自分が普段よく口にしてしまう言葉を確認しておくと、こういうときはどうすればよいのかがわかり、すぐに実践できてとても便利です。

アドラー心理学を子育てに取り入れてみましょう

乳児 教育 PIXTA

アドラー心理学の特徴や教育にどう作用するのか、子育てに取り入れる実践方法についてご紹介しました。自分で考えて行動をしてくれる子どもに育ってほしいと思う反面、それを子育てに取り入れるのはなかなか難しい部分もあるのかもしれませんね。

子育てに正解はないため、セミナーに出向いたり本を読んだりして知識を得て、自分の子どもに生かせそうな部分から少しずつ取り入れてみるのもよいでしょう。

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