メリットやデメリット、と考える以前として「制度として選択肢がない」というのは嫌というコメントもありました。
周りに男性側が女性の苗字にした人もいますが、やっぱり男性側の苗字にする人が多いので女性的には不便だなあと思います。
苗字だけの変更で婿入りする訳でなくても、婿にとられたような気分になるんだとかなんとか…
娘なら嫁にやる覚悟が出来ているけど、息子だと婿にやる覚悟は難しいようです。
これはそろそろ古い考え方になってきてそうですけど😂
夫婦別姓に対しては賛成・反対と両方の意見がありますが、最終的には自分の意思で選択できるかどうかということが根本的な問題なのでしょう。
選択的夫婦別姓のメリット・デメリットとは
先輩ママたちからも「反対」「賛成」とさまざまな意見が飛び交う夫婦別姓。それでは選択的夫婦別姓にはどのようなメリットとデメリットがあるのか、先輩ママたちの意見に含まれていないポイントをまとめて解説しますね。
メリット
まずは夫婦別姓のメリットから紹介していきます。夫婦別姓に反対している方もいますが、次のようにさまざまなメリットがある制度です。
- ジェンダーの平等が実現する
- 結婚をしたことが周囲に知られない
- 自分のアイデンティティが守れる
選択的夫婦別姓制度のメリットといえば、やはりジェンダーの平等が実現することではないでしょうか。後にさらに詳しく解説しますが、平成27年のデータによると結婚した夫婦のうち、妻の姓が選択される割合はわずか4.0%にすぎませんでした。
「好きな人の姓になれるのがうれしい」という方もいますが、「どうして女性が姓を変える風潮なのか」と不平等さを感じる方もいるでしょう。選択的夫婦別姓が認められれば、性別にかかわらず平等な結婚が実現します。
また姓が変わらないことで結婚をしたことを周囲に知られず、プライバシーが守りやすいこともメリットです。姓が変わることでアイデンティティが揺らぐなど、変化に翻弄されることは少なくなるでしょう。
- 国立国会図書館「(PDF)国内外における夫婦の氏に関する制度と選択の状況」(https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11713847_po_084804.pdf?contentNo=1,2022年8月30日最終閲覧)
デメリット
それでは続いて選択的夫婦別姓のデメリットについて見ていきましょう。
- 子どもの姓を決める問題がある
- 子どもが非嫡出子とされる
- 夫婦間での相続権がなくなる
- 配偶者控除が受けられない
実際に夫婦別姓が実現した場合は、子どもの姓を決めるときに問題が生じる可能性があります。子どもはママかパパのどちらかの姓を名乗るようになりますが、どちらの姓を選ぶかは選択が難しい問題ですよね。
まだ夫婦別姓が認められていない現在の日本で、夫婦別姓になるために内縁関係となる場合は、子どもが非嫡出子とされたり、相続権が認められなかったり、配偶者控除が受けられなかったり…とさまざまなデメリットがあります。
これらは実際に選択的夫婦別姓制度が実現されて「姓が違っても夫婦である」と認められれば問題なくなるポイントでしょうが、法律で認められたとしても、子どもの姓を選択する問題はずっと残り続けるでしょう。










