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仲良しの夫婦につのるモヤモヤ
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生後10か月の息子とパパと幸せに暮らす主婦のまこと。夫婦仲はとても良く、付き合ってからは一度もケンカをしたことがないくらいです。
結婚してからもパパはどんな家事もやってくれて、特に妊娠中はまことが丸一日動かなくてもいいくらい家事をこなしてくれました。子どもが産まれてからも積極的に育児に取り組むパパ。まことは自分たち家族はこのままうまくいく、そう信じていました。
しかし、最近になってパパの残業が増え、ワンオペで育児する時間が一気に増えたまことは、終わりのない家事・育児に追われて疲れがたまっていきます。
そんなある日、食後の片付けに追われるまことさんをよそに、ソファで寝ころんでスマホを見ているパパ。その姿をうらやましく思うものの、仕事して残業もして疲れて帰ってきたパパにそんなことは言えないまこと。彼女の心の中には静かにモヤモヤがたまっていくのでした。
心が限界を超えそう。話し合いをしなければ
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自分のなかにたまっていくモヤモヤに気付いてから数日がたちましたが、心は晴れないままのまこと。普段通りの日常ですが、食卓についたパパが「いただきます」も言わないままご飯を食べ始める様子を見て、まことの心には悲しさがこみあげます。
涙が出そうになって慌てて息子を寝かしつけに行きますが、自分の気持ちがもう限界だと感じたまことは、パパと話し合うことに。
まことは控えめに、自分が寝かしつけをしている間に、洗い物や洗濯物干しなどをしてほしかったと伝えると、「自分も疲れている」「十分息子の相手をしている」と反論されてしまい、その後からうまく言葉をつなげることができずにいました。
2人で見つけた足りないピースとは
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まことが本当に伝えたかったのは、家事をやって欲しいとか息子を寝かしつけて欲しいといったことではありませんでした。思いやりの気持ちがなくなっている、これを伝えたかったのです。
ゆっくりとですが、気づいた気持ちを言葉にしたら、結婚・出産をへてお互いに大切な言葉が減っていったことを認識できました。「ありがとう」「ごめんね」シンプルだけど大切な言葉。まことに言われてそのことに気が付いたパパは素直に謝ってくれました。
日常は毎日の積み重ねで、忙しい日々の中で大切なことを忘れてしまうこともありますよね。
漫画『夫婦円満に足りないピース』は、夫婦や家族間で忘れてはいけない言葉の重みについて気付かせてくれる素敵な作品です。まことがモヤモヤを募らせていく場面や、パパからの反論に言葉を失う過程はきっと共感する人もいるはず。
2人のその後も、ぜひ本編で読んでみてください。