©ricoroco.2019
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産後の義実家生活が、トラブルの種に
産後の1か月を義実家で過ごすことになった蘭。「赤ちゃんの世話は任せて少しでも体を休めてね」と言ってくれていた義母ですが、実際にはテレビを見ながらソファでゴロゴロするばかり。
食事の支度や買い物はお願いしているので、それだけでもありがたいと考えようとする蘭ですが、赤ちゃんの世話については自分1人でしなければならず、初めての子育てに悪戦苦闘していました。
慣れない環境と疲れに、蘭のストレスはピークに。義母が話しかけてきた際に思わず強く答えてしまい、義母との関係がぎくしゃくしてしまいます。その後おわびの手紙を書いたことで関係は修復できたように見えますが…。
義母の言い分を信じ込んで娘を責める実母
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義実家を出た蘭は自宅に戻り、家族3人での新しい生活が始まりました。しかし義母とのトラブルもなんとか丸く収まり2か月が過ぎたころ、思わぬトラブルが発生します。
トラブルのきっかけは蘭が義母の実家で過ごしたときのグチをポロっとこぼしてしまったことでした。義母とのトラブルを蒸し返す気はなかった蘭ですが、義母の娘に対する接し方に激怒した実母が後日、義母に電話で猛抗議してしまいます。
この電話で義実家と断絶か…と思いきや、なんと実母は義母の言い分をうのみにし、蘭を責め立てるようになります。子どものころから言われ続けていた「あなたのためを思って言っているのよ」という言葉に、日に日に追い詰められていく蘭。
義実家とも実家とも折り合いの悪くなった蘭はその後、和解できるのでしょうか。
自分たち家族の人生を生きるために実母と絶縁
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実母に追い詰められる蘭を心配し、夫が間に入ってくれました。少しずつ心穏やかに過ごせるようになったとき、届いた小包に蘭の心は打ち砕かれます。それは、実家からの絶縁前宣言とも受け取れるようなものでした。実母との件を受けて子どものころを振り返り、母と自分のかかわり方、親としての接し方を思い返します。
今は自分も親になり、どんな親になりたいのかじっくり考えていた蘭は、今の自分にできる方法で自分の家族の平和な毎日を守ろうと決意するのでした。
実の親と縁を切るのはつらいことですが、自分や家族を守るために仕方ないこともありますよね。主人公の選択を通じて、家族との接し方や関わり方をもう一度見直したくなる作品です。