©miwakamo_
気づけば、あいさつしかしていない?
妊娠後期からつわりに苦しみだしたミワカモさん。出産や子育てについて夫とじっくり話し合う時間がないまま出産に臨むことに。ちょっとしたすれちがいから、お互いに本音での会話ができなくなってしまいます。
このままの関係性で夫婦として長くやっていけるのだろうかと不安になるミワカモさん。夫も同じように感じているとは気づきもしませんでした。
同じようなタイミングで友人夫婦に相談していたふたり。逃げることなく話し合ってみるようアドバイスをもらい、それをきっかけにお互いに今感じていることを打ち明けることができました。良かれと思っていたことが裏目に出ていたり、本心が伝わっていなかったり。
改めて、夫婦の会話の大切さを実感したミワカモさん夫婦でした。
会話をして傷つくのが怖かった…言わないと伝わらない気持ち
©miwakamo_
©miwakamo_
©miwakamo_
©miwakamo_
気づかされたことの一つは、会話がないからと言って、お互いに無関心になってしまったとか、愛情が冷めたとは限らないということ。ミワカモさん夫婦は、気まずさから言い出せない気持ちをお互いに抱え込んでしまっていただけでした。
言ってみると、意外となんでもないということもあるんですよね。
もう一つは、会話の大切さ。夫婦ならではのあうんの呼吸もありがたいものですが、本当の気持ちは言わないと伝わりません。会話はケンカとはちがいます。お互いの意見を聞き、受け止める、そして理解することです。怖がらずに向き合うことの大切さを改めて実感しました。
ふたりでじっくり会話をしたのはいつだったか、ちょっと考えさせられます。
言葉にしないとわからない。伝えることの大切さ
子どもができると、夫婦の会話も子どものことが中心に。仲の良い夫婦でも、親としてではなく夫婦としての会話は少なくなりがちです。
産後は初めてのことばかり。目の前のことに追われて心にも体力にも余裕がなく、お互いの気持ちにまで配慮が行き届かなくなるのも仕方のないことかもしれません。
でも、少し落ち着いてきたら、ふたりでソファに座って、スマホにもテレビにも邪魔されない、夫婦の時間を作ってみましょう。
筆者ももうすぐ結婚20年。息子は中学生になり、夫婦の時間も取りやすくなりました。息子が生まれてから話し合って決めたことの一つに、「毎週水曜日は夫婦の時間を作る」というルールがあります。もちろん継続中です。
子育てが落ち着いたころに夫婦で話すことが何もない…なんてことになりたくないですよね。夫婦の会話が減っているように感じたら、『会話レスな夫婦』ぜひ読んでみてください。