©harupojo
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ほんのわずか体重が足りず、NICUへ搬送されることになってしまったようです。とはいえ1か月前の出産になったにも関わらず、ひとまず無事に生まれてきてくれて、心からホッとしたのではないでしょうか。
- 厚生労働省「妊娠中から退院後までのきめ細やかな支援」(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-17b-2.pdf,2022年9月15日最終閲覧)
- 国立医療学会「母児同室システムの有効性の評価」(https://iryogakkai.jp/2015-69-05/238-44.pdf,2022年9月15日最終閲覧)
計画無痛分娩の流れは?
この漫画では、計画無痛分娩の予定だったのに1か月前に早産した方の体験談が描かれています。本来、計画無痛分娩とはどういった流れで行われるのでしょうか。
計画無痛分娩は、陣痛・分娩時の痛みをなくして心身へのダメージを回避し、落ち着いて分娩に臨んで産後の回復を早めることを目的としています。
まず出産日に妊娠38週前後を計画し、病院と相談して分娩する日を決めておきます。分娩予定日に入院したら、硬膜外麻酔を使用して痛みを取り除きながら、陣痛促進剤を使って陣痛を起こして、普通分娩と同じように自分でいきんで出産する流れになります。
ただ、出産は必ずしも計画通りにいかないこともあり、この漫画のように早産になってしまうこともあります。
- 川崎市麻生区 柿生の産婦人科 | 芥川バースクリニック 新百合ヶ丘「自然・計画無痛分娩の流れについて」(https://akutagawa-birth.com/pdf/painless_delivery1.pdf,2023年9月5日最終閲覧)
- 東京都北区王子の産婦人科|スワンレディースクリニック(SWAN LADIES CLINIC)「無痛分娩」(https://www.swan-lc.com/bunben.html,2023年9月5日最終閲覧)
- 熊本市 | 産婦人科 無痛分娩 小児科 慈恵病院「計画無痛分娩とは│実施の流れ」(https://jikei-hp.or.jp/painless/flow/keikaku/,2023年9月5日最終閲覧)
計画無痛分娩が予定より早まった!先輩ママの体験談
計画無痛分娩とは言え、計画通りにいくとは限らないのが出産。ママリにも、計画無痛分娩についての質問投稿が寄せられています。
現在、計画無痛分娩を考えています。今出産を検討している病院では、基本的に出産日を39w0dで設定するようですが、予定日より前に陣痛が来た場合、土日祝・夜間は無痛分娩できないとの事です。
初産なので、早く来る確率は少ないのかなとなんとなく思っていますが、極力無痛分娩にしたいので少し不安です。
予定通りにいかなかった方、いらっしゃれば教えてほしいです。
病院にもよりますが、予定の日よりも早く陣痛が始まってしまった場合、すぐに対応してもらえないこともあります。せっかく無痛で予定日も決めてあるのに、陣痛の痛みに耐えなければいけないと思うと不安になってしまいますよね。
計画無痛分娩を行った先輩ママたちは、予定より早まってしまった場合にどう対応しているのか、体験談を見ていきましょう。
38w予定で37wに陣痛が来て出産
この方は、予定より1週間早く陣痛が来てしまい、病院に着いたときには子宮口が全開だったとのこと。すぐに病院で対処してもらえたので、麻酔もできたそうですが、それまでは陣痛の痛みに耐えることになったのでしょう。
予定日より早く陣痛が来ることは少なくないようなので、すぐに対応してもらえる病院のほうが安心ですね。
39w予定で38wに陣痛が来て2時間経たずに出産
最初から5分間隔で病院に着く頃には3分間隔、、、
一応麻酔はしてもらえたけど効くまで30分はかかるよと言われ、30分経っても痛くて痛くて、、
そしたら私はあまり麻酔が効かない体質らしく😥
でも病院ついて2時間経たずに生まれたので良かったです!
こちらの方も1週間早く陣痛が来てしまい、病院に着いて2時間もたたないうちに産まれたとのこと。麻酔はしてもらえたものの、効くまでには30分はかかるので、効きにくい体質の人は無痛になる間もなく出産してしまうこともあるようですね。
それでも、陣痛が来てすぐに産まれたのなら、痛みもそれほど長く感じることはなく、何より無事に産まれたので一安心といったところでしょうか。
38w予定で37wの夜中に陣痛後すぐに出産
には陣痛来ちゃいました😂
うちの産院は直前で選べたので
無痛にする予定でしたが
当直医で入らず、朝副院長きても
入らず、最終的に院長がいれてくれ
ましたが、もう5分きってたし
入って薬準備してる15分で生まれました😂
予定日より1日でも早く陣痛が来てしまうと、麻酔を使う時間もないまま出産することになりそうですね。特に、夜中など担当の医師が病院にいない場合は、すぐに対応してもらえなくて、その間は痛みを感じることになってしまいます。
それでも、予定より早まってしまった方の体験談では、病院に着いてすぐ産まれたという意見が目立ちますので、長く苦しむことは少ないのかもしれません。
計画無痛分娩でも早産になる可能性があることを見越して準備を
計画無痛分娩は、先に分娩する日を決めて計画的に出産に臨むことができ、麻酔で痛みをなくせるので、出産にまつわる不安を払拭できる方法。出産までにいろいろと予定を決めておきたい方や、痛みに弱い方などに適した出産方法ですが、必ずしも計画通りにいくとは限りません。
予定日は妊娠38週前後を計画しますが、そのころになると1週間ほど早く陣痛が来てもおかしくないので、計画無痛分娩でも早産になる可能性があることを見越して準備をしておいたほうがよいでしょう。
また、この漫画のように1ヶ月以上の早産になると、赤ちゃんの体が小さくてNICUのある病院へ搬送されることもあります。分娩する日を決めたからと油断せず、いつ産まれてもよいように心の準備もしておき、元気な赤ちゃんを産んでくださいね!