©magi_pupu
©magi_pupu
©magi_pupu
幼稚園で鬼から守ってくれた男の子にキュン
まぎさんが幼稚園に通っていたころ、同じ地区の同級生は男の子が4人。みっくんはその中の1人で、静かで話を聞くのが上手な男の子でした。
最初はほかの男の子を気に入っていたまぎさん。しかし、年中さんの節分の日、迫りくる鬼におびえて部屋のすみっこで動けなくなっていたまぎさんの前に立ちふさがり、鬼から守ってくれたのは、みっくんでした。
まぎさんがお礼を言うと、「こわいときはぼくが守るよ」とやさしく笑いかけてくれたみっくん。幼稚園児とは思えないような男らしい発言に、まぎさんは心を撃ち抜かれたのでした。
思わぬところで再会
©magi_pupu
©magi_pupu
©magi_pupu
©magi_pupu
©magi_pupu
みっくんへの恋心を自覚したまぎさんですが、年長になると組が離れてしまい、そのまま卒園へ。同時にみっくんが引っ越してしまうことを知り、悲しみに暮れるまぎさん。
そして月日は流れ、中学2年生になったまぎさんは、塾でたまたま隣に座ったみっくんと再会。
引っ越しをしたのに塾でまた会えるなんて、ちょっぴり運命を感じてしまいますよね。
恋のパワーで同じ高校へ進学
©magi_pupu
©magi_pupu
©magi_pupu
©magi_pupu
塾で再会したみっくんになかなか声をかけられないまぎさんでしたが、思い切って話しかけてみると、なんとみっくんもまぎさんのことを覚えていたのです。
初恋相手に再び恋をしたまぎさんは、みっくんと同じ高校に通うために猛勉強を重ね、晴れてみっくんと同じ高校に合格。まさに恋の力は偉大。
しかしこのお話の初恋はここでは終わりません。進学後に順調に距離を詰める2人ですが、ある日まぎさんはみっくんが自分以外の女の子に熱い視線を送っていることに気づいてしまうのです。
初恋は実らないとよく言いますが、実際にこんな恋を経験したら一生忘れることはできなさそう。そんな風に思うような、胸がギュッとなるストーリーでした。
初恋を思い出してキュンとしたい方におすすめの作品『初恋のきみに2度恋をする話』、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。