©sawayakasayaya
ある日、いつも通りロッカーへ行くと、そこには大切に使っていた筆箱は液体のりまみれでおいてありました。
いくら気に入らないことがあっても、それを理由にして人に嫌がらせをしていいはずがありません。
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いじめられた人の心に突き刺さったトゲはなかなか抜けず、つらい記憶として残ります。
サヤカさんは大人になってからこの作品を漫画にしました。それでもこれほどまでに、自分がされたこと、言われたことを鮮明に描くことができるのです。それほどの傷を負っているということがわかります。
果たしていじめた側は、自分がしたこと、言ったことをこんなにもはっきり覚えているでしょうか。もしいじめた側が忘れても、いじめられた側には記憶が残ります。一生、許すことはないでしょう。
いじめが与える傷について、いじめられた側の視点でていねいに描いた作品。当事者の方もそうでない方も、ぜひ読んでみてほしい作品です。










