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年末に家の片づけをしたミワカモさんは、大量に出た不用品の山を処分することになりました。状態の良いものを売るため、出張買取業者に依頼することに。しかしやってきた業者には不審な点が多く、ミワカモさんは少し不安を感じていました。
買取査定の結果「買取できるものはない」と言われ、仕方なく買取りを諦めたミワカモさん。しかし業者は「5点買取しないと帰れない」と言い、自宅に強引に居座ります。困ったミワカモさんは、貴金属など買取りできるものを5点探し出して売却し、ようやく買取業者は帰っていきました。
この取引にモヤモヤが残ったミワカモさんは、消費生活センターに相談しクーリングオフをすることにしました。引渡し当日、商品の一部を返却しない買取業者に、ミワカモさんの代理で対応した夫は怒りが込み上げます。買取業者はこの問題をお金で解決しようとしますが…。
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責任者を呼ぶように求めたミワカモさんの夫でしたが、驚くことに目の前にいる買取業者の人が代表者だったのです。結局、何の対応もされることなく買取業者は帰っていきました。
引き取られた全部の品物を取り戻すことはできませんでしたが、ミワカモさんはおばあちゃんから譲り受けた指輪が戻って来たことにホッとしたのでした。
出張買取を依頼するときは、悪徳業者にご用心!
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大量の不用品の処分に困ったときは、出張買取を利用すると便利です。しかし中には、悪徳な業者が紛れ込んでいるのも事実。引き取り数や品目を聞かない業者や、クーリングオフの説明がない業者には特に注意をしましょう。
悪徳業者の被害に遭わないために、レビューをよく見てから依頼する、買取業者に依頼する際は1人で対応しないなどの対策が有効。また、万が一悪徳業者と取引をしてしまった場合でも、諦めずにクーリングオフや消費者センターに相談しましょう。
- ビープライス「わかりやすい!出張買取・訪問買取のクーリングオフ制度」(https://beprice.jp/blog/cooling-off/,2023年2月26日最終閲覧)
- 消費者庁「訪問購入」(https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorpurchases/,2023年2月26日最終閲覧)