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仲良しグループで突然始まった無視
あんずさんが小学生のころ、毎日遊ぶ友達グループがいて、いつも3人で遊んでいました。そこへ近所に引っ越してきた子も含め、4人で遊ぶように。しかしある日の放課後、少し遅れて集合場所に行くとそこには誰もいませんでした。
次の日、グループの友達にどこにいたのか尋ねると、何だか気まずい様子。そして、その日もその次の日も、グループの子たちはあんずさんを待つことなく、3人だけで遊ぶようになっていました。そうした友人の態度に、あんずさんは自分が無視されていることに気付きます。
判明した無視の理由とその後の日々
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放課後に遊ぶときは無視されていても、同じクラスのBちゃんとCちゃんは、学校で話しかければ普通に話してくれるのが不思議だったあんずさん。
なぜ無視されるのかわからないあんずさんは、思い切って2人に聞いてみることに。すると、Aちゃんがあんずさんをうざいから無視しようと言い出したとのこと。
Aちゃんは隣のクラスの子で人気者です。そんな子が言い出したなら従うしかないとは思いつつ、実は2人もあんずさんを無視をし始めたとき、あんずさんを見て笑っていたことをあんずさんは気づいていました。無視の理由は本当にAちゃんだけ?とあんずさんは疑心暗鬼になるのでした。
卒業式から月日がたち、今思うことは
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無視した理由を聞いた翌日、3人は急に何事もなかったかのように話しかけてきて、混乱するあんずさん。その次の日も普通に話しかけてくる彼女たち。どうやら無視は終わったようです。
しかし、1か月ほど無視されていたあんずさんからは、今まで仲良くしていた友達が、「実は無視をするような人間なんだ」という意識が消えることはありませんでした。
月日がたち、小学校のころのアルバムを見つめるあんずさんは、一体どんな気持ちをいだいたのでしょうか。
無視された方は決して忘れない『ある日、急にハブられた』
中学に入ってからは会うこともなかったという友達。それでも、10年以上たってからも無視されていた時期を思い出すというあんずさん。きっと、した方は意識的に思い出すこともないのかもしれません。
子どものころは精神的な幼さから気づかないうちに人を傷つけてしまうことは少なくないでしょう。ただ積極的に人を傷つけるようなことはしたくない。子どもたちにもそう伝えたい。そんな気持ちにさせられる『ある日、急にハブられた』という漫画作品です。