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父と話し、別人のようになった夫
アイコの父と2人きりで話し込んだ夫。話し合いは2時間にも及びアイコは心配しますが、部屋から出てきた夫はまるで別人のようになっていました。それまで「離婚はしたくない」と言っていた夫でしたが、「本当に申し訳なかった。養育費はちゃんと払うから」とこれまでのことを土下座をして謝罪し、離婚に応じると言ってくれたのです。
アイコがいくら話をしても夫には伝わっていないようでしたが、アイコの父が根気よく話をしてくれたことでようやく義家族との関係性や金銭感覚がおかしかったことに気付いてくれたようですね。ここまでの道のりはとても長かったですが、離婚は決してネガティブなものではなく2人にとって前向きな決断に見えます。
「離婚なんてやめなさい!」義母から突然の電話
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離婚が手続きが終わったアイコの元に義母から電話がかかってきます。「離婚なんてやめなさい!」と一方的に声を荒げる義母は自分が離婚の原因の一端であることをまるで理解していない様子…。この期に及んでまだ自分の正当性を主張し始めます。義母自身が離婚を経験し、養育費を払ってもらえなかった過去が息子に金銭面で依存する理由なのでしょうか…。
子どもは親を選ぶことができませんから、自分がいる環境の中でさまざまなことを知り、親から学んでいくものだと思います。親の考え方次第で子どもの考え方や人生すらも左右してしまうかもしれないと思うと、親の責任の重さを痛感しますね。幸いなのは、夫がそんな義母はおかしいと気付いたことだと思います。今後はきっとアイコや娘のために自分にできることをやってくれるのではないでしょうか。
数年後、再び家族になった
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数日後、お金のことについて話し合うためにアイコの実家に来た夫はマイを連れてきていました。マイに謝罪させ、借りていた50万円をその場で返済した2人。離婚後のお金についての話し合いはアイコが提示した額で決まり、必要なときは育児に協力してもらうということで話はまとまりました。
マイはまだ若く、義母や夫に甘やかされる環境に慣れてすっかり感覚が麻痺していたのかもしれませんね。しかし、夫が変わったことでマイにもいい変化が生まれると信じたいですね。
一度離婚したものの、アイコは悩んだ結果、ヨシと再婚するという決断をしました。今度こそ地に足のついた金銭感覚で家族のお金を大切にしてほしいですね。