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実はある「保護者にやめてほしい言動」5つ
毎日、仕事に家事・育児と忙しい時間を過ごしてる保護者の手助けになれるような存在、場所でいたいのが保育園。だからこそ基本的にはお願いすることは多くならないようにしています。
ただ、正直に言うと、保護者の言動で困っていること・避けてほしいことがあるのも事実です。保育者の困りごとを知る機会も少ないと思うので、先生との関係性をよりよいものにするために参考にしていただけたらうれしいです。
1. 「先生に怒られちゃうよ」と言う
保育園の送迎時や、家庭での生活の中で子どもが言うことを聞いてくれないとき、つい言ってしまう言葉かもしれません。
でも「先生が怒る」「先生が怖い」というイメージが子どもの中で固まってしまうと、園生活で自分の気持ちを正直に伝えられなくなってしまいます。また、なぜやってはいけないのか・言ってはいけないのかという根本的な理由を知るチャンスを逃してしまいます。
誰かに怒られるからやめるのではなく、その言動がよくない理由を伝えてあげていただきたいです。
2. 体調不良で早退・欠席をした次の登園で連絡なし
先生たちは、毎日お子さん一人ひとりの体調管理をしながら、1日の活動を考えたり、個々に合わせて保育したりしています。集団生活なので、他のお子さんへの感染対策も含め、体調管理には特に留意しています。
そのため、特に病欠、早退をした次の日は、お子さんの症状の経過を細かく把握して、子どもの体調を管理したいと思っています。特に自分の不調を伝えられない乳幼児のお子さんは、保護者からの情報だけが頼りです。
「たいしたことないし大丈夫」と考える保護者の方も多いかもしれませんが、大人数の中でも変化にすぐ気づくため、忙しい朝に大変だとは思いますが、連絡帳に体調について書く、あるいは朝の受け入れの際に先生に様子を伝えてもらえると、お子さんも安心して過ごせると思います。
3. 無断での欠席
保育園では1日の中で何度も、安全のために人数確認をしています。朝、登園人数が確定できないことで、活動時間や内容が変わってきたり、緊急避難の時などの人数把握がしづらくなります。また、感染症でのお休みの場合、連絡をいただくことで、保育室やおもちゃの消毒を早急にしたり他のお子さんの体調不良に早く気付くきっかけにもなります。
ニュースでも取り上げられている車内への置き去りなど、連絡がないままでは事故や事件に巻き込まれている可能性もぬぐえません。お休みの際は必ず連絡をしてもらえると、大変助かります。
4. 質問、相談に対しての返答に無反応
先生方は、連絡帳などで保護者の質問やお子さんの困りごとなどにお答えすることがあります。その後、保護者の方から返答がないと、アドバイスが伝わっているのか、あるいは解決に向かっているのかがわかりません。
「忙しい毎日の中で、返事までは大変」と考える方もいると思いますが「わかりました」「様子を見てみます」「変化があればまた伝えます」など一言でいいので返してもらえると、保育者側も安心します。また、解決せずに困ったことがあればいつでも、また質問してくださいね。
5. 家庭での怪我について報告がない
園では、保育園で起きたけが一つひとつに対して、起きた場所、原因、怪我の状態、経過観察をしっかり行います。家庭で起きたけがでも、保育園で見つけてしまうと「園でけがをしたのか?」と誤解してしまうかもしれません。
けがの場所は見える位置だけでなく、洋服で隠れている部分などもあります。誤解なく見守るためにも、連絡帳か口頭でけがをしたことを伝えてもらえると安心です。園で経過観察もできますし、子どもがどのような行動を起こすかの参考にもなり、園でのけが予防にもつながります。ぜひ教えていただきたいです。
子どもの安心・安全のため、細やかな連携を
保育園からお願いすることは、お子様の安全とより過ごしやすい環境を作ったり、対応をしていくことにつながっています。
忙しい中でつい忘れてしまうこともあると思いますが、なるべくご協力いただき、お互いによりよい保育、子育てをしていけたらと考えています。