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震えが止まらない…
突然告げられた主治医からの「会わせたい方に連絡して」という言葉。その言葉を聞いた瞬間、スミレさんは震えが止まらなくなってしまいました。
スミレさんの異変に気付き、すぐに寄り添ってくれた主治医。
その後、父と母も病院へ到着し、父が親せきや友人に知らせてくれました。そして、続々と集まる見舞客。妹は、たくさんの人に愛されていたことを実感します。
見舞客がひと段落したころ、サクラさんの呼吸に異変があらわれます。その様子を診察した医師は、さらに悲しい事実を告げます…。
妹は本当に「いなくなっちゃうの?」
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主治医の言葉を聞き、取り乱してしまったスミレさんと母。ですが「ちゃんとサヨナラ言おう」と言ったのは、スミレさんの幼い息子・マーくんでした。
子どもの真っすぐな言葉に背中を押され、最後のお別れを言う決心をします。ですが、言葉は出てこず、涙だけがあふれてしまいます。そんな中、小さな奇跡が起こります。
妹の身に起きた、小さな奇跡
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ツラい痛みを緩和するため、強い薬を投与していたサクラさん。そのため、眠っている時間のほうが長く、目を開けている妹には、もう会えないと思っていました。
ですが、家族に見守られ、最後にがんばってくれたサクラさん。このあとすぐ、静かに息を引き取りました。
34年間という、短い生涯を閉じたサクラさん。ですが、闘病生活では決して弱音を吐かず、強い心はまわりの人たちに勇気をあたえるほどでした。
まわりの人から愛され、そして最期の瞬間まで強く生きた女性。サクラさんの生き方に、とても心を打たれました。
- 大崎市医師会「「第31回 市民医学講座 なぜ今「子宮頸がん」なのか~子宮頸がん予防ワクチンについて~」」(https://www.furukawa-med.or.jp/siminigaku/index31.html#:~:text=子宮頸がんは,が死亡している。,2023年7月31日最終閲覧)
- ピンクリボンうつのみや「 「マザーキラー(子宮頸がん)とは。原因となるHPVとワクチン接種のすすめ」」(https://www.pinkribbon-no-wa.jp/news/マザーキラーとは,2023年7月31日最終閲覧)