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園長先生の言葉に体がこわばる
働きながら子どもを育てているオニハハさんは、4歳の長女・ニコちゃんと1歳の次女・ミミちゃんを同じ保育園に預けてから仕事に向かいます。
いつも通り2人を保育園に送りに行くと、そこでは園長先生がおり、まだあいさつをしていなかったニコちゃんに「耳がないの?口がないの?」と強い口調で言葉をかけてきました。
オニハハ。さんは慌ててニコちゃんをフォローしあいさつをさせますが、園長先生は次に1歳のミミちゃんにまで「自分でバッグ持てないの?」ときつく声をかけます。
1歳クラスではみんな親がバッグを持っているのに…と思いつつ、ミミちゃんと一緒に片づけをするオニハハ。さん。子どもたちの表情からは、園長先生の言葉におびえている様子が感じ取れます。
萎縮して隠れてしまったミミちゃんを見た園長さんは、あきれた様子でため息をつき、「あなたの子どもたちみんな、そういうことするのね」と皮肉めいた言葉をオニハハ。さんに投げかけるのでした。
夫や担任の先生に話を聞いてもらうと
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何とか子どもたちを預けて車に戻ったオニハハさん。ですが園長先生に言われた言葉をどう受け取っていいのか戸惑い、夫に電話して話を聞いてもらうことに。夫と話して少し落ち着いたオニハハ。さんですが、どうしても園長先生の言葉は胸に引っかかって忘れられません。
数日後、いつも優しく接してくれるミミちゃんの担任に、「うちの子はほかの子と比べてどこか変ですか…?」と聞いてみるも、涙が抑えきれずにあふれてしまうのでした。
「子どもを信じてあげて」で目が覚めた
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オニハハ。さんの涙ながらの質問に理解を示してくれてたミミちゃんの担任の先生。さらに先生は「ミミちゃんたちは毎日たくさん頑張ってますよ」「子どもたちを信じてあげてください」と力強い返事をくれたのでした。
「子どもたちを信じる」という言葉に目が覚めたオニハハ。さんは、自分が一番近くで子どもたちをみていること、子どもたちの良いところがたくさんあると知っていることを思い出し、他人の言葉で自分と子どもたちを疑わないよう心に決めるのでした。
子育てに自信を持たせてくれる物語
育児中に関わらず、他人から心無い言葉を投げかけられることはあります。それはただ相手の機嫌が悪かっただけだったり、相手が本質を見ていなかったりと、言われた側が気にする必要がない場合もあります。ただ、言った方にどんな事情があろうと、心無い言葉を言われた側は深く傷つきます。
『園長先生の言葉で深く傷付いた話。』にはそんな体験をしたときの対処法や相談相手について参考になるエピソードが描かれています。