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わが子に何が?どうしてトラブルに巻き込まれた?
安田ふくこさんはある日、いつものように三男ケイくんを迎えに行きました。するとなにやら異様な雰囲気が…。なぜか保健室に向かうケイくん。見るからに元気がありません。
担任の先生も非常に困惑している様子です。実は、学校であるトラブルに巻き込まれたケイくん。いったいどんなトラブルに巻き込まれたのでしょうか…。
心的なストレスを抱えてしまったわが子
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ケイくんを責めて泣かせた高校生は同級生のSちゃんの兄でした。身に覚えのない、Sちゃんに言ったことへの謝罪を要求されて、混乱するケイくん。とても怖い思いをしたことでしょう。かなりトラウマになってしまっているようで心配ですよね。
息子は同級生を傷つけていなかった
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よく確認してみると、どうやら、女の子たちの会話が原因で今回のトラブルにつながったよう。伝わり方が変わってしまうことは仕方ないですが、Sちゃんの親は子どもたちの会話を全て真に受けてしまい、行動に移すというのは少し極端な気がしますよね。
事実確認はまず学校を通すほうが大きなトラブルに発展しないでしょう。子ども同士のちょっとした行き違いもありえます。わが子を心配する気持ちは分かりますが、それがケイくんを泣かせた上、心的なストレスを与えていいことにはつながりません。
子どもの守り方を考えさせられる
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親は誰でも、わが子が一番大事です。わが子が日々楽しく友だちと過ごすことを願っているでしょう。今回の安田ふくこさんが経験したトラブルは、そのスタンスの違いが大きいように感じます。
成長とともに子ども同士のトラブルは複雑化していきます。しかし、そのたびに保護者すぐに解決させようと動くのではなく、わが子の話を聞いて解決する方法を一緒に考えてあげるなどのフォローをすることが大事ではないでしょうか。自分たちで解決する力を身に着けることも大切な成長の過程です。
親はいつでもわが子の味方となり、どうしても解決ができないときに初めて冷静に対応することが大切ですね。親としての子どもを見守るスタンスが大切だということを痛感させられる作品です。