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「ヤングケアラー」だった過去
S家とのトラブルに巻き込まれてしまった ふくこさん家族。多角的な視点で判断するために、ふくこさんは情報を集めていました。すると、S家の特殊な家庭環境を知ることとなります。
Sさんの母親は、必要もないのに一時期ホステスとして働いていました。さらに、子どもがいる前で他の保護者にお店の名刺を配布。そして、子どもの世話は当時11歳だった長男に丸投げしていたようです。
「ヤングケアラー」だった過去がある長男。それと同時に、Sさんも「ネグレクト」を受けていたことが発覚しました。とても特殊な環境で育ったきょうだい。
ですが、それとは別に、ふくこさんはわが子を守らなくてはいけません。
家を監視する目的でバイト?
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周囲に、S家のことを教えてもらった ふくこさん。すると、Sさんの兄が、近所の靴屋でアルバイトしていることが発覚します。もしも、家を監視する目的でのバイトだったらと思うと、ゾッとします。
そこで、真相を確かめるために、夫が靴屋の店長へ話を聞きに出掛けます。そこでわかった、新たな事実とは?
安心するのはまだ早い?
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靴屋の店長と話をしたことで、新たな事実が次々と発覚しました。すでに、Sさんの兄はバイトを辞めているようでしたが、やはり家を監視する目的で始めたようです…。そして、店のことは気にせず「警察へ」と言ってくれた店長。親身になって考えてくれる人がいると、心強いですね。さらに、店長から見ても、Sさんの兄と母親の関係は異様だったことがわかりました。
本作では、小2の息子が理不尽なトラブルに巻き込まれてしまい、問題解決のために奔走する家族の様子が描かれています。なぜ、被害にあった側が泣いて悩んで、ギリギリまで考えなければいけないのか…。近年では、加害者側に問題があると言われ、カウンセリングを受けることを推奨されるケースがあります。ですが、実際は問題を「問題」と思ってない人にカウンセリングを受けさせることの難しさが、作品の中で触れられています。
もしも、話の通じない相手と遭遇してしまったら…。頼れる人の力を借りながら、極力関わらないようにすることが、一番の解決策なのかもしれません。