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絶対に発達診断を受けると決めた
夫に発達診断のことを話したものの、夫の反応は2年前と同じでした。しかし、ちいちゃんが困っていることははっきりしており、「親としてできることをする」と強い気持ちを持っていたりっちゃん。夫に反対されても、発達診断を受けることを決意します。
夫婦でも考え方が違うと、りっちゃんのように反対されてしまうこともあるのですね…。「病名がつくことが怖い」「受け入れる自信がない」という気持ちもあるのかもしれません。ですが、子どものヘルプに気づいた以上、放置することは親としてできませんよね。
診断が出たことで起きた変化
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発達診断を受けたことで、ちいちゃんは「自閉スペクトラム症」と診断されます。視覚優位で耳からの情報が入りにくいということもわかりました。担任にそれを伝えたことで、一斉指示だけではなく目で見てわかりやすいような指示もしてくれるようになりました。
ちいちゃんにとって、わからないことが減っただけでも大きな自信につながったはずです。そして、学校への苦手意識も変化したのではないでしょうか。
しかし、療育が決まった矢先、夫から異動になることが伝えられます。家族で引っ越しをする気でいる夫にりっちゃんは単身赴任をするように話します。ようやくちいちゃんのために動き出したのに、ここで環境を変えるのは得策には思えないですよね。ちいちゃんのことを一番に考えることにしたりっちゃん。とても強く、夫はタジタジですね。
ちいちゃんや友達にも起きた変化
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ちいちゃんの味方となり、守ってくれる友達がいることはとてもうれしいことですよね。発達診断を受けなければ、周囲に理解してもらうこともできなかったかもしれません。そして、ちいちゃんにとって必要なサポートを受けることもできずにいたかもしれませんね。
誰にでも苦手なことはあります。それを知って、どうすれば苦手なことをカバーできるのか、周囲の人たちと一緒に考えていくことはとても大事なことですよね。
ちいちゃんの発達診断に否定的だった夫は単身赴任となり、家族と離れて暮らすことになってしまいました。もっとちいちゃんやりっちゃんと向き合っていればよかったのに…と思わずにいられないですよね。親として子どものためにできることは何なのかを考え、夫に反対されながらも行動したりっちゃん。その行動力は本当に素晴らしいものがあります。
子育てに悩みはつきものです。どうか一人で悩んだり、抱え込んだりせず、家族や友人、専門機関などへ相談してほしいなと思います。