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動物愛護センターで出会った猫「あの子も今日まで」

コロナ禍で加速したペットブーム。動物に癒やしを求めて犬や猫をペットとして受け入れる人もいるでしょう。今回ご紹介する漫画の作者オキエイコ(@soroe.handmade)さんは家族3人で猫を迎え入れるため、ペットショップに何度か足を運んでいました。今回はそんなオキエイコさんが保護猫という選択肢にたどり着いた経緯、そこから得た学びについて描かれたお話です。ペットを飼う方なら心打たれる場面があるかもしれません。

©soroe.handmade

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知らなかった「保護猫」という選択肢

オキエイコさんは、夫と娘との3人家族。ペット可のマンションへの引っ越しをきっかけに、猫を家族に迎えようと決めました。そのため、週末は家族でペットショップに行き、猫探しの日々を過ごしていました。

ある日友人から「保護猫」の提案を受け、初めて「保護猫」について詳しく調べるようになり、選択肢として意識するようになります。

保護猫とは、さまざまな事情で飼い主が飼えなくなった猫のこと。今も多くの保護猫が新しい飼い主を探しています。

鋭い質問や厳しい条件。すべては猫の幸せのため

©soroe.handmade

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保護猫の講習会があることを知ったオキエイコさんと夫は、動物愛護センターで保護猫の講習会に参加しました。そこでは基本的な飼育方法、ワクチンや保護猫の現状などさまざまなことが紹介されていました。

ゆるくアバウトな講習会を想像していたオキエイコさんは、意外と厳しい講習会に驚きましたが「悲しい過去を持った猫たちに、次の、最後のおうちでは幸せになってほしい」という職員の言葉を聞き、その言葉に深く同意しました。

動物愛護センターのほか、保護猫カフェで話を聞いたオキエイコさん。そこでも、くわしい家庭の事情や金銭面などさまざまなことを聞かれました。これも、苦しい過去を経て保護された猫たちが、次は必ず幸せに暮らせるために必要なことだといいます。

保護猫の実情を知るにつれ、猫を飼うことへの責任感を強めていくオキエイコさん。家族とも相談しながら、どんな猫を受け入れるか考えていきます。

私たちが猫を選び、猫も私たちを選ぶ

©soroe.handmade

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当初の予定から変更し、4歳の成猫の抽選に応募することにした、オキエイコさん。今までは「子猫がいい」など人間側からの条件面で選んでいましたが、4歳の猫の目を見た瞬間に「この子だ」と直感したそう。オキエイコさんはこの猫の抽選を通し、猫が自分たちを選んだように感じたと描いています。

本編では保護猫についてあまり知識がなかったオキエイコさんが直面した保護猫の実情や運命、オキエイコさんの葛藤が描かれています。また、実際に引き取った保護猫「しらす」の写真も掲載されています。

「保護猫」という選択肢に少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください。保護猫のことが理解でき、猫の幸せについて考えるきっかけになりますよ。

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