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助産師さんに言われた言葉
長男を出産したとき、産院の助産師さんに「子どもを病院に連れていく目安」を尋ねた みほははさん。すると「お母さんの勘を信じて」と言われました。当時は「母の勘」についてピンとこなかったというみほははさん。
ですが数年後、次男ゆーくんが3歳になったころ大きなできごとが起こります。喘息の治療をしていた ゆーくんでしたが、いつもと違う咳と発熱に何日も悩まされます。このとき、ゆーくんが通う幼稚園では「ヒトメタニューモウイルス感染症」が大流行。しかし病院で検査をしても「陰性」と言われてしまいます。
原因不明の咳と発熱が続き、次第に体力が落ちてきた ゆーくん。自宅で看病していたとき、突然ゆーくんがボーっとしてしまいます…。
数秒間、意識が飛んでしまった…
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アメを見つめたままぼーっと動かなくなってしまったゆーくん。数秒間のできごとでしたが意識が飛んでしまいます。
このあとすぐにかかりつけ医へ電話連絡をし、救急病院を受診することに。そして検査をした結果酸素濃度が低いことが判明します。実はゆーくんは呼吸不全の状態だったため、意識が飛んでしまったのです。そして即入院を告げられました…。
「入院」と聞き、母が率直に感じたこと
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とまらない咳と発熱の症状に数日間ずっと悩まされてきた みほははさん親子。ゆーくんはほとんどご飯を食べることができず、水分もとれていなかったうえに、咳のせいで寝不足の状況が続いていました。看病する みほははさんも体力の限界を感じていました。
それでもゆーくんの咳の原因を突き止めるため、何度も何度も病院へと足を運びます。ときには遠方の病院を受診したこともありました。ですが「そんなに心配しなくてもいい」と医師に冷たく突き放され、悲しい思いをしてきました。
そんな中、やっと入院にまでこぎつけます。本来であれば「入院」と聞くと驚いてしまいますが、みほははさんにとってはようやく次男の治療の一歩が踏み出せると感じ安堵します。
産院の助産師さんに言われた「お母さんの勘って当たるのよ」という言葉を信じ、行動し続けた みほははさん。何度か心が折れそうになったこともありましたが、「いつもと違う」という感覚を大事にし、治療できる医師に出会うことができました。
いつも子どものことをいちばん近くで見ているのは他ならぬ親ですよね。いつもと違う子どもの様子にいち早く気づき行動することはとても大切ですね。子育てをしていると受診を迷ってしまうことがあります。そんなときこそ、この作品のことを思い出すと勇気をもらうことができそうですね。