©miico_no_kurashi
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ウソをつく罪悪感よりも…
小学6年生の修学旅行で、先生にウソをついてしまった みぃ子さん。どうしても、お風呂の時間に友だちからお尻の蒙古(もうこ)斑を見られてしまうのがイヤで、必死に隠します。ウソをついてしまった罪悪感はあるものの、それ以上にコンプレックスを隠し通せたことに心底ホッとしました。
ただ、みぃ子さんはなぜ、ウソをついてまでコンプレックスを隠すことに必死なのでしょう?それには、母親の言葉が起因していました。
母親のせいで肥大するコンプレックス
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母親に正直に話したところ、ウソをついたこととお尻が青いことを結び付けて、責められてしまいました。ウソと外見は関係ないのに…。それに、そもそもウソをついてでも隠そうと思うようになってしまった原因は、母親にあります。
実は、事あるごとにケツが青いことをバカにされていたのです…。
わが子になら、何を言っても許される?
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子どもに対して、愛情を持って叱ることと、外見をバカにして非難することは、まったく違いますよね。事あるごとにケツが青いと言われ続けた結果、蒙古(もうこ)斑についての悩みがどんどん深くなってしまっています。しかも、このとき みぃ子さんは思春期。体の悩みを誰にも打ち明けることができず、1人でモヤモヤと抱えるのは、どんなに苦しかったことでしょう。
もしもこのとき、母親が悩みに真剣に寄り添ってくれたらと、考えてしまいます。バカにしたような言葉をかけられなかったら、ここまで深く悩んでいなかったかもしれません。
改めて、子どもにかける言葉は、慎重に選ばなくてはいけませんね。特に、おちゃらけたように見える子ほど、繊細で傷つきやすいことも。わが子だからといって、どんな言葉を言っていいワケではありません。
また、悩みの大小は人それぞれ。子どもの相談にはそんなことなんて思わずに、常に聞く姿勢を整えておくことが大切ですね。