©miico_no_kurashi
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蒙古斑が消えないという悩み
「尻が青い」という慣用句には、未熟者といった意味があります。生まれつきお尻に蒙古斑が消えないみぃ子さんにとって「尻が青い」という言葉はとても嫌なものでした。
成長とともに、大抵の人の蒙古斑は消えたり、薄くなっていきます。しかし、一方で大人になっても蒙古斑が残ってしまう人が一定数いるそう。そして、みぃ子さんもその1人でした。
自分が気にしていることやコンプレックスは、どうしても気になってしまうものですよね。特に当時のみぃ子さんは小学校高学年。ちょうど自分の特徴が気になる時期だったのではないでしょうか。
「大人になったら消える」母はそう言ったのに…
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小学生になったみぃ子さんは母に「いつになったら蒙古斑が消えるの?」と質問したそう。母はその度に「大人になったら消える」と答えていました。しかし、初潮を迎えても蒙古斑は消えず、みぃ子さんは蒙古斑が消えない=大人になれない。出来損ないだと感じてしまうように…。
消えると言われたのに、消えななかったことでみぃ子さんは裏切られたような気持ちになったかもしれませんね。こういう時、親ならどんな風に声かけたらいいのか悩ましいところだと思います。本人にとってはとても重大なことであっても、周囲の人にもそれを理解してもらうというのはなかなか難しいことだということを実感しますね。
修学旅行は楽しみだけれど…
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ある日、学校で修学旅行について聞いたみぃ子さん。楽しみな反面、みんなでお風呂に入ることを想像しかなりネガティブな気持ちになっていました。友達に蒙古斑のことをバカにされてしまうのではないかと考え頭を抱えます。
誰しも自分に対するコンプレックスは一つはあるものだと思います。本人の努力でどうにかなることもあれば、医療の力を借りないと難しいこともあるでしょうし、どんなに頑張っても変えようのないこともありますよね。
周囲の人にとっては「そんなこと」というようなことも、本人はとても悩み苦しんでいる場合もあるとわかります。みぃ子さんは大人になって蒙古斑を治療できたそう。子ども時代に治療まで踏み切るのは難しいかもしれませんが、理解者がいれば気持ちは軽かったかもしれません。
特に修学旅行については、親が悩みに寄り添い、お風呂の不安について一緒に考えてくれたら、みぃ子さんの心は少し軽くなったのかもしれませんね。