©miico_no_kurashi
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蒙古斑が「生理が来ても消えない」
蒙古斑はお尻にある青あざのようなもの。日本人の赤ちゃんによく見られるもので、だいたいは成長とともに消えていきます。
しかし、みぃ子さんは初潮を迎えたころになっても、蒙古斑が消えずに残っていました。そのため「ケツが青い」などという蒙古斑を指すような言い回しを聞くことがとても苦痛になったといいます。
楽しみだけど、ゆううつな修学旅行
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みぃ子さんにとってコンプレックスである蒙古斑。何とか隠したくて仕方がないようです。そんなみぃ子さんにとって、最大のイベントがやってきました。それが、修学旅行でした。楽しみな反面、同級生と入るお風呂の時間が嫌でたまらないよう。小学生になると、自分と他人を比べることがありますよね。友だちの体型が気になったり、笑われてしまったらどうしようと悩んだりした経験はありませんか?
なんとか、蒙古斑に気づかれないようにできないか考えるみぃ子さん。周りからすれば小さなことだとしても、本人としては気になることなんですよね。
親でも子どもの外見をネタにしてはいけない
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みぃ子さんは修学旅行について母に相談しますが、軽くあしらわれてしまったといいます。母親は蒙古斑については重くとらえておらず、それゆえか「ケツの青いおこちゃま」など、みぃ子さんをいじるような言い方をすることも。
コンプレックスについての指摘は、時に子どもの自尊心を深く傷つけることがあります。「たかが子どもの悩み」と軽く流さず、子どもの気持ちを尊重することを忘れてはいけません。また、太っている、かわいくない。など外見を否定する言葉もNG。大人が思っている以上に子どもはとても傷つくのです。
外見をネタにしたり、わが子の相談を軽くあしらうことはせず、しっかりと向き合って肯定してあげることを心がけたいと考えさせられるお話でした。