©miico_no_kurashi
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呪いのように感じる、ある「慣用句」
「尻が青い」それは、日本では「まだ未熟」というような意味で使われる、慣用的言い回しです。赤ちゃんのお尻にある青あざから、そのような言葉があるのでしょう。
みぃ子さんは子どもころからそう言った言葉が呪いのように感じていたといいます。いったいなぜなのでしょうか?
消えない蒙古斑に「でき損ないでは」と悩む
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蒙古斑は日本の赤ちゃんによく見られる、お尻にある青あざのようなもの。成長とともに薄くなるのが一般的な蒙古斑ですが、実は中には蒙古斑が大人になっても消えない人もいます。
みぃ子もその1人。赤ちゃんの象徴と思われる蒙古斑がなかなか消えず、初潮を迎えた12歳になっても残っていました。大人になったら消えると、母親から説明を聞いていたため、自分は大人になれていないのではないかと、不安になっていきます。
体の成長や特徴は人それぞれ。蒙古斑があるから「でき損ない」ということはもちろんありません。しかし、思春期のみぃ子さんにとっては本気でつらくなる悩みだったようです。
わが子の悩みは、流さず受け止めたい
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修学旅行のお風呂で、蒙古斑を見られたくないと悩むみぃ子さん。しかし、母はみぃ子さんの悩みを軽く受け流してしまいました。誰が見てどう思うか、とは関係なく、自分が恥ずかしいと感じる事実には向き合ってくれたら心強かったですね…。
みぃ子さんの母親も悪気はなく、気にすることはない、と勇気づけたつもりのはず。しかし、自分のコンプレックスをあしらわれたように感じる、みぃ子さんの気持ちも理解できますね。
どんな小さな悩みに聞こえても、本人にとっては大きな悩みであることも。解決できないとしても、流さず話を聞いてあげたいものです。親も完璧なフォローは難しいのが事実ですが、わが子の安心感につながるような、寄り添った声掛けができるといいですよね。