©miico_no_kurashi
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「蒙古斑=未熟者」というイメージがつらい
日本人の赤ちゃんはほとんど、お尻に青いあざのようなものがあります。蒙古斑と呼ばれるそれは、赤ちゃんのころにあり、成長とともに消えることから、赤ちゃんの象徴というイメージが強いものです。
みぃ子さんは、この蒙古斑が未熟な人間にだけあるというイメージに苦しめられてきました。「まだまだ尻が青い子ども」そんなたとえ話でさえ、みぃ子さんにはつらいものでした。
デリケートな外見の悩み。母に相談しても解決はしない
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みぃ子さんは成長しても蒙古斑が消えない体質でした。それはみぃ子さんにとって大きなコンプレックスとなってしまいます。小学生のころ、修学旅行のお風呂で裸になるのが不安だったというみぃ子さん…。
勇気を出して母親に相談をしますが、まともに取り合ってもらえません。大人からすると大したことがないことでも、子どもにとってはとても恥ずかしくてつらいことはあります。「大丈夫」「恥ずかしいものじゃない」と教えても、わが子がそれを理解・納得するまでは時間がかかりますよね。
突き放さず、まずはわが子の悩みをしっかりと聞き受け止めてあげるだけでも、安心にはつながるはず。特に小学校高学年ごろになると、他人と体を比べることもあるでしょう。幼い心の中にあるコンプレックスは、聞き流さずていねいに寄り添ってあげたいですね。
わが子のコンプレックスにどう向き合う?
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思春期が始まる多感な時期は、いろいろなことに繊細になります。成長途上にある気持ちを、決してないがしろにせず、きちんと聞いてあげたいですよね。
今は、スマホなどで簡単に情報を入手できますが、その情報の正しさは子どもには判断しにくいことも。親として子どもが正しい知識を得て前向きになれるよう、悩みに寄り添いサポートしてあげましょう。