©kato_usausako
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油断をしたタイミングでまさかの事態は訪れた
著者・加藤かとさんは、子どもの熱性けいれんについて認識していた知識がありました。それは、高い熱を出したときに起きるものの、乳児期に起きやすいということでした。
かとさんの長女、あーちゃんは5歳を過ぎたところ。もっと小さいころに高熱が出たときは熱性けいれんの可能性を視野にいれて看病していました。しかし、5歳をすぎると「年齢的にもう大丈夫だろう…」と安心していたといいます。
そんな折、まさかの事態が起きてしまうのでした。
高熱を出した5歳娘。まさかけいれんを起こすとは…
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高熱を出したあーちゃんは座薬が嫌い。そのため、夫が帰ってきたら手伝ってもらおうと様子をみることにしたそうです。しかし、昼ごろの突然、あーちゃんは熱性けいれんを起こしてしまいます。
予期せぬ熱性けいれんはとても驚きますよね。まさか5歳をすぎて、初めて熱性けいれんを起こすとは思わなかったという加藤かとさん。いつもと違う様子のあーちゃんに戸惑いつつ、すぐさま救急車に連絡をします。
おかしい、と感じたら迷わず救急車を呼ぶことが大切ですね。状態をなるべく正確に伝え、救急隊の指示に従いましょう。万が一のときパニックにならないように、シミュレーションをしておくとより良いでしょう。
元気なわが子が一番。そのために、できることは?
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救急搬送後、一時は言葉が出ないなどの異変があったものの、1泊の入院で無事に元気になり退院したあーちゃん。何事もなく本当によかったです。あーちゃんは、熱性けいれんを起こして救急搬送された一連の記憶が、ほとんどないそうです。
母、加藤かとさんはまったく生きた心地がしなかった2日間だったことでしょう。
いつ起きるかわからない、わが子の緊急事態。親としてはできるだけ冷静に迅速な行動をしたいですよね。何もないことが一番ですが、もしものときの119番通報の手順についてメモしておいたり、家族での連絡体制を確認しておいたりすると、いざというときにスムーズに行動できるかもしれませんね。