©miho.haha
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迫力に負けてしまい…
主人公の叔母は目が不自由なため、手助けするのが当たり前の環境で育ちます。そのため、日ごろから困っている人には声をかけるようにしていました。この日も、杖をついた男性が目に入ります。迷わず声をかけましたが、肩に手を回されてしまいます。
不審に思いながらも、困っている人を放っておくことができず、マンションまで送っていくことに。すると、マンションのエレベーターで住人と思われる男の子と遭遇します。そして男の子は「おじさん、目が見えるよ」と指摘し、降りていったのです…。
違和感が確信に変わり、エレベーターの扉が開いた瞬間、逃げようとした主人公。ところが、男性にガッチリ手をつかまれ、逃げることができませんでした。さらに、男性の迫力に圧倒され断ることができず、結局部屋の前まで案内することに…。
逃げたいけど、逃げられない状況
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恐怖心から、断ることができずに部屋の前まで案内することになってしまいました。部屋の前でやっと解放されると思いきや、今度は「部屋の中まで連れて行って」と言われてしまいます。
主人公は、どうするのでしょう?
恐怖心が勝り…
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さすがにおかしいと感じ、男性の手を振り切って逃げます。無我夢中で走ったおかげで、無事に家までたどり着くことができました。こわい思いをしてしまいましたが、ケガなどがなく本当によかったです。ですが、もしも逃げることができなかったら…。そう思うと、ゾッとしてしまう体験でした。
本作では、困っている人を放っておくことができず声をかけた結果、こわい思いをした体験談が描かれています。どうやら男性は、障害があるフリをしていたようです。卑劣な手口に怒りがこみ上げます。
一方で、世の中には人の優しさにつけ込むような人がいるのも事実。悲しいことですが、自衛することも大切ですね。本当に困っている人には手を差し伸べたいものですが、今回のようなケースがあるとうかつに声をかけることができなくなってしまいます。
悪意があるかどうかを見極めるのは、非常に難しいものです。ですが、自衛のためにも疑う気持ちを持つことも必要ですね。今回のケースのように、必要以上に体を触られたり、過度なお願いをされたりしたときは要注意。改めて、防犯意識を高めたいと思わせてくれる作品です。