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買取業者の車をみて確信
不用品を処分するために、出張買取サービスを利用したミワカモさん。さっそく電話予約をし、2人の男性が家を訪れました。ところが、2人はおしゃれな服に身を包み、棚などの重い商品を運べるような出で立ちではありません。
そして、ミワカモさんの悪い予感は的中。ろくな査定をされないまま「買い取りできる物はない」と言われてしまいました。どうやら、箱がないと買い取りできないそうです。不審に感じながらも仕方ないと思い諦めようとしていましたが、再び業者に「5つ買い取りしないと帰れない」と告げられます。
1人で対応していたミワカモさんは、混乱しながらも業者に言われるがまま、売るつもりのなかったものをどんどん出してしまいます。そしてようやく、業者は帰ってくれました。
ですが、業者の様子がおかしいと思い駐車場の車を見てみると、ミワカモさんの疑惑は確信へと変わります。
最初から買取するつもりはなかった
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買取業者が帰ったあと、改めて今回の取引内容を振り返ったミワカモさん。最初は、自分自身を納得させようと言い聞かせますが、やはり疑惑を打ち消すことができませんでした。
第三者の意見を確認するために、友人に電話をしたミワカモさん。果たして、友人の反応は?
やっぱりおかしいよね!
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友人に相談したところ「おかしい」と同じ意見をもらうことができ安心しました。さらに、友人からは「消費者センターへ電話したら?」と、有益なアドバイスをしてもらえました。納得できるまで戦うことを決意します。
本作では、悪質な買取業者にだまされ、本来手放すつもりがなかった品物を売ってしまい、後悔した体験談が描かれています。このあと、ミワカモさんはクーリングオフ制度を利用して、売却した商品を取り戻します。ところが、残念ながらすべての品物を取り返すことはできませんでした。
万が一、取引内容に納得できない場合は、消費者センターへ電話をすると公正な立場で判断してもらえます。クーリングオフは、学校で習う内容ですが、利用する機会がほとんどない制度ですので忘れがちです。ですが、自衛のためにも知識は身につけておきたいものですね。
- 国民生活センター「全国の消費生活センター等」(https://www.kokusen.go.jp/map/,2024年2月6日最終閲覧)
- 国民生活センター「クーリング・オフ」(https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html#:~:text=クーリング・オフってな,可能になりました。,2024年2月6日最終閲覧)