©海原こうめ
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勇気を出して妊活の話をするも…
夫婦生活がほとんどなく、妊娠どころではなかった2人。妻は意を決して妊活の話を夫にします。病院を受診すればタイミングの指導を受けられることや、人工授精という方法もあるということを伝え、妊活について考えてみないかと提案します。しかし、夫は何か言いたげな顔をしつつも「…そうだね」という返事だけでした。
勇気を出して妊活の話をしたのに、まさかこんな態度をされるとは…これはかなりショックだったのではないでしょうか。せめて夫の今の気持ちを話してくれるだけでも違うのに、なぜ夫は自分の気持ちは話さないのかわからないですよね。
「また今度…」そう言われ続けた
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「その話はまた今度」と言われ、はぐらかされてしまった妻。その後も自分は妊活に向けた準備をしつつ、夫には声をかけ続けていました。しかし、夫はその度にさまざまな理由をつけて「また今度」と言われ続けるばかり。そうしているうちに妻は35歳になりました。
男性は妊活のリミットをどう考えているのかわかりませんが、女性は妊娠できるリミットのことを考えますよね。子どもが生まれた時、自分は何歳なのか?体力は大丈夫なのか?というのは不安に思うことではないでしょうか。
待つことに疲れてしまった
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夫のことを考えながら妊活の話していた妻。しかし、夫には幾度もはぐらかされていました。次第に夫の様子を伺うことも、夫の言う「今度」を待つことにも疲れていました。そして、ある日を境にそういった話をすることを止めてしまいます。しばらく経ったある日、友達との飲み会で機嫌よく帰宅した夫から「うちも人工授精受けてみない?」と笑顔で話をされます。
妊活というデリケートな話は夫婦間でも気を使いますよね。この夫の場合は子どもがほしいと話していたにも関わらず、あまりに非協力的で、話をする度にはぐらかされ続けた妻は傷ついていただろうなと思います。しかも、以前人工授精の話をした時には不満そうな顔をしていたのにも関わらず、急に笑顔で人工授精の話をしてくるなんて…その違いに驚いてしまいますよね。
自分のリミットを考えながら、夫にも気を使い妊活の話をする日々…想像しただけで苦しかったと思います。家族計画については夫婦でよく話し合う必要があると思いますが、この漫画の夫のように話し合いすらしてくれない場合どうしたらいいのだろうと不安になりますよね…。妊娠にはリミットがあり、そのタイミングを決める権利は2人に平等にあるということを忘れずにいたいですね。