©mamiyang83
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新入社員にHSPだと打ち明けられて
中間管理職であるマミヤさんの夫は、あるプロジェクトを任されます。プロジェクトメンバーには、新入社員の村西くんも加わります。そして、慌ただしく顔合わせとタスクの説明をし、村西くんへ割り振った仕事の期日がいよいよ迫ってきました。
ところが、締め切り前日に「データができていない」と相談にやってきた村西くん。さらに、仕事が手につかなかった理由は「HSP(繊細な人)だから」と打ち明けられます。今まで、病気を理由に仕事ができない部下の対応を何度かしたことがあるマミヤさんは、「診断書を出して」と指示をします。
ですが、HSPは病気ではないため診断書を出すことはできません。とはいえ、診断書がつかないような理由で「仕事できませんでした」を認めるわけにはいきません。マミヤさんは頭を抱えます…。
そんなとき、村西くんの教育係を務めた雪川くんがタイミングよくあらわれます。
部下から話を聞いてみて
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村西くんの教育係を務めた雪川くんから、さまざまな話を聞くことができました。すると、雪川くんと話をするうちに、マミヤさんは何かに気づいた様子。「原因はコイツだ!」と感じた理由とは?
HSPは配慮されて当たり前?
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どうやら、村西くんは雪川くんの対応が当たり前だと感じてしまったようですね。雪川くんが、それとなく周囲へ根回しをしていたおかげで、村西くんは今まで仕事のやりづらさを感じたことがないようです。そのため、マミヤさんのギャップに驚き、「冷たい上司」と感じていたようです。
本作では、HSPの社員との関わり方について悩んだ夫の姿が描かれています。会社では、さまざまな人が働いていますね。中には、合わないと感じる人もいるかもしれません。ですが仕事を円滑に進めるためには、コミュニケーションは欠かせません。HSPかどうかに関わらず、「上司に質問できない」のは致命的です。
ですが今回、部下から話を聞いたマミヤさんは、自分にも至らない点があったと反省します。そしてもう一度、村西くんと向き合うことを決意します。
会社での立場が上になったり、年齢を重ねたりしても、マミヤさんのように真剣に向き合う姿勢、忘れたくありませんね。そのうえで、考えを改めたり、柔軟に対応したりする姿、見習いたいと感じました。
- サワイ「心が疲れやすくて生きづらい…それは「HSP」かもしれません」(https://kenko.sawai.co.jp/mental-care/202103.html,2024年3月12日最終閲覧)
- マドレクリニック「HSP(Highly Sensitive Person) ハイリー・センシティブ・パーソン」(http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/,2024年3月12日最終閲覧)