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信頼していたカウンセラーが異動に…
タクくんは小学生に上がったころから問題行動が増え、もっつんさんは「育てにくさ」を感じていました。ですが、今まで発達を指摘されたことはなく、「育て方が悪いんだ」「もっと厳しくしつけをしないと」と、自分自身を追い込んでいました。
そんなとき、担任の先生の勧めで出会ったスクールカウンセラーの先生。もっつんさんにとっては、夫以外で初めて子育ての悩みを共有できる、心強い存在でした。
ところが突然決まってしまったスクールカウンセラーの異動。もっつんさん自身も動揺を隠し切れず、驚きます。全幅の信頼を寄せていた先生がいなくなってしまうと思うと、気持ちが沈みます。さらに、この事実をタクくんにも伝えなければいけません。
意外だった。息子本人の反応とは?
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タクくんへ、スクールカウンセラーの異動のことを告げると、意外にもアッサリと受け入れた様子でした。ただ残念ながら、もっつんさんは最後の面談を受けることができなくなります。年度末はバタバタするため、仕方ないですね。
そして、あっという間に1年生最後の学級懇親会の日がやってきます。今まで散々お世話になった担任の先生と、最後に話をすることができました。すると、意外な事実が明らかになり、もっつんさんはタクくんの未来へ希望を感じます。
発達障害があっても…
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担任の先生と話をしているときに、スクールカウンセラーの先生が実は発達障害であることが発覚しました。障害があっても、立派に働いている姿を目の当たりにできたことで、タクくんの未来へ希望を感じます。
本作では、息子の発達に向き合った母親の苦悩や葛藤がていねいに描かれています。小学生になったころから、教室を飛び出したり、友だちとケンカをしてしまったりと、問題行動が目立ち始めます。もっつんさんはその度に先生と話し合いをし、タクくんをキツく叱ったりしてきました。
ところが、いくら話をしても、もっつんさんの言葉は響いてない様子。次第にイライラが募り、育てにくさを感じ始めます。そんな中、出会ったのが担任の先生や学童の先生、そしてスクールカウンセラーの先生でした。たくさんの人に支えられ、ようやくタクくんの特性が明らかに。2年生からは支援クラスへ移ることがきまりました。
子どもが成長すればするほど、家庭の中だけでは解決できない問題が出てきてしまうことがあります。適切な支援を受けるために、1人で抱え込まないことが大切ですね。各学校のスクールカウンセラーと面談するなど、まずは信頼できる人を探すことが必要ですね。