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乳がんの母…お別れが近づき、思うこと
すずのやさんの母は乳がんでした。発見されたときには転移が見られ、痛みで歩くこともままならかったそうです。
車いすで出かけるようになったすずのやさん親子。車いすを押しながら、近づく母との別れを思い後悔の念を感じるのでした…。
「いつか行ける」は後悔につながる
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当時は気にしていなかった「写真」。親になると撮る側になりがちですよね。また、大人になってから親とゆっくりと旅行をしたことはありますか?お互いに忙しい日々ですが、大人になってから共有する旅の思い出はとてもすてきですよね。
写真も旅行も「そのうち」…と思っていることはありませんか。ですが、「そのうち」がやってこないこともあります。今できることはできるうちにやる…ということも大切なのかもしれませんね。
先立つ人の気持ちに寄り添うことも大切
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「もうすぐ死ぬ」と認めているようで開けなかったアルバム…。すずのやさんは母親に「少しでも長く生きてほしい」「病気を治してほしい」と願い、昔の写真を見せることに抵抗を感じていたと言います。
すずのやさんの母はどんな思いで今までアルバムを作ってきたのでしょう。見返したとき、当時の幸せな記憶を思い出し、現在につながる人生に感謝をして…そんな時間になったらすてきですよね。
先立つ人の願いに寄り添ってあげることも、後悔が少なくなる方法の一つです。「こうしてあげたかった」を少しでも少なくして、最期のときまで一番近くで寄り添ってあげられたら一番幸せなのかもしれませんね。