©hachi_mitsu89
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同期に会う後輩を見て思い出す、過去の体験
はちみつこさんは、仕事終わりに後輩がいつもと違う雰囲気であることに気が付きます。ウキウキと楽しそうな様子の後輩、理由を聞くと以前の同期との食事会だということです。
同期と仲良さそうに交流がある後輩の様子を微笑ましく見送るはちみつこさん。しかし、その心情は複雑でした。羨ましい、という思いを隠し切れないはちみつこさん。ふと、過去を思い出すのでした。
仲が良かった同期との関係が、崩れてしまった過去
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はちみつこさんは新卒のころ、リエという同期と仲良くなります。試験のあとに声をかけられ、そのまま同じ園の配属となった2人。互いに励まし合いながらよい関係を築いていきます。
職場環境から、同期が離職を決意
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しかし、職場環境から一緒に正規職員になるのが難しいことに気づく中で、リエは離職を決意。
仲が良い同期のはちみつこさんにだけは、自分の気持ちを明かしてくれたのでした。
「なんで知っているの?」先輩の言葉で関係性にヒビ
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しかしある日、はちみつこさんしか知らないはずのリエの離職が、ほかの保育士に知られていることがわかります。
はちみつこさんは誰にも話していませんでしたが、リエからするとはちみつこさんがバラしたとしか思えなかったのかもしれません。この件で関係にヒビがはいってしまいました。
職場の人間関係は案外希薄なのかもしれない
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とても仲がよかった2人でしたが、離職の件で気まずくなり、結局そのまま音信不通となってしまいました。先に職場を辞めてしまったリエ。もしあのとき、もっと説得したり、関わりを持とうとしていたら何か変わっていたのでしょうか…。
複雑な関係だからこそ、同期は貴重で特別な存在です。職場の人間関係は簡単に変わり、ときには関係が希薄に感じることがあるかもしれません。
そんなときに、なんでも仕事のことを相談したり、愚痴を言い合える同期に会いたいと思うこともあるのではないでしょうか。人との出会いは一期一会。せっかく出会い仲良くなれた同期とは、職場環境にも振り回されず、ずっと大切な存在であり続けられるのが理想ですよね。