Ⓒ神谷もち
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努力して手に入れた最高の人生だと思っていた
神谷もちさんの友人であるゆうみさんは、26歳にして最高の人生を手に入れたと考えていました。もともとかわいい方だったというゆうみさん。大人になってキャバクラでバイトをしながら、ダイエットや整形をして今の外見を手に入れました。
そして、キャバクラのお客さんだった夫に見初められて結婚します。お金持ちで優しい夫と結婚をすることができたゆうみさん。そして娘が生まれ、夫は娘にメロメロです。
幸せな毎日に、何もかも手に入れたと思っていたのですが…?
他人の悪意のない言葉で傷つく…
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ゆうみさんは出産してから、わが子愛理ちゃんの外見のことで悩んでいました。父親に似てかわいくない。骨格がしっかりしているせいか太って見える。そんなことから「女の子なのにかわいそう」などと思っているようです。
健康診断のときに言われた保健師の言葉で、深く傷ついたゆうみさん。保健師さんも決して悪気があったわけではありません。しかし、悩んでいるゆうみさんにとってはつらい言葉だったのでしょう。もしかしたら、皆さんも悪意のない言葉で傷ついたという経験があるかもしれません。
もちろん、赤ちゃんの体形についてそこまで過敏になる必要はありません。それでも、愛情があるからこそ、悩んでしまうのですよね。ゆうみさんのコンプレックスは一見するとすごく極端ですが、共感できる部分があるかもしれませんね…。
わが子の人生を肯定しつつ、守る方法とは?
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外見のことで、愛おしいわが子がいじめられたらどうしよう。ゆうみさんはそんな不安を爆発させます。しかし、夫は外見だけで幸せは決まらない、とゆうみさんを説得。そして、もしもわが子がつらい思いをしたら、そのときは全力でわが子を守ると言ってくれました。
幸せの基準は親子であってもそれぞれ違うものです。外見に恵まれることだけがわが子の幸せとも限りませんよね。また、どんな見た目が美しいかの価値観も、人それぞれなのです。
皆さんが、わが子の人生を否定してしまったら元も子ありません。わが子の存在をまるごと認め、壁にぶつかったときは、親が全力で味方をしてあげられる関係性がいいですよね。