©aisubekiutyu_jin
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自分のことは自分でできるようになった息子に感動…
うっかり寝坊をしてしまったイチくんのお母さん。急いでイチくんを起こして朝の支度をしなくては、と飛び起きます。しかし、そこには自分でご飯を用意して食べているイチくんの姿がありました。
イチくんは小学校4年生。できることが少しずつ増え、お手伝いをすることもよくあります。自分で起きて、ご飯の支度までできるようになったイチくんに母親は驚くのでした。
楽しい日々に水を差す、紛失事件
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イチくんの家は母子家庭です。仕事を掛け持ちでしながら家計を支える母の姿をみて育ったイチくん。大変だと思うことはあっても、つらいと思ったことはないようです。そんなイチくんにハプニングが起こります。理科の教科書がなくなってしまったのです。
学校のものを失くすと、とても不安な気持ちになりますよね。きちんと保管していたはずなのに、こつぜんと消えてしまった教科書はどこに行ってしまったのでしょう。さらに算数の教科書まで失くしてしまったイチくん。
すぐに親や先生に相談をすればいいと思うかもしれません。しかし、不安が大きすぎてなかなか相談できない子もいるのはないでしょうか。もしも、わが子が少したってからものを失くしたと言ってきても、まずは叱らずに状況をきちんと聞いてあげられたらいいですね。
子どもの立場になって考える大切さ
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イチくんの母親は、失くしてしまった事実を言われてもイチくんを叱りませんでした。イチくんがなぜ言えなかったのかを理解していたのかもしれませんね。イチくんのことを叱らずに、寄り添う姿はとてもすてきですよね。
つい、大人の価値観で叱ったり、十分に話が聞けないこともあります。それは仕方がないことです。しかし、少しでも余裕があるときに、子どもの事情を伺うことは大事なことかもしれません。イチくんと母親のやり取りを見ていると、そんなことに気づかされます。
なぜ、すぐに言い出さなかったのか、皆さんは考えたことはありますか?もしかしたらそこには、子どもなりに不安と戦い我慢をした葛藤があったのかもしれません。子どもの立場で考えられるようになるといいですよね。