©aisubekiutyu_jin
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大変なことはあっても楽しく過ごしていた
イチくんの家は母子家庭です。小学校4年生になったイチくんは、積極的にお手伝いをしながら母親と協力して暮らしていました。大変なときはありますが、つらいと感じたことはなく毎日楽しく過ごしています。
友だちにも恵まれ、学校にも毎日楽しく通っていました。大好きな母親、友だちに囲まれて何も困ったことがないイチくんでしたが…?
物を失くしてしまった?盗まれた?相談できず不安な日々
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わが子がものを失くしたら、皆さんはどう思いますか?どこで失くしたのか問いただしたり、つい声を荒らげたりしてしまうことがあるかもしれません。子どもは失くしたことは悪いことだときちんと理解をしているのでしょう。イチくんを見て伝わりますね。
どこで失くしたのか、一番不安なのは子どもたちです。相談したくてもできない…そんな複雑な心情を理解してあげることは大切です。
次々と物がなくなっていき、ようやく盗まれていると、他人を疑ったイチくん。きっと不安でたまらなかったでしょう。すぐに相談に乗ってあげたいけど、こうしてイチくんの気持ちを見ていると、年ごろの子どもに寄り添うという難しさを感じます。
子どもの涙のわけはとても深い
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学校のものを次々となくし、イチくんは母親のことを思い涙を流します。イチくんはお金を稼ぐ大変を理解していて、それを無駄にしてしまったと心を痛めます。子どもによって、捉え方はさまざまですが、子どもなりに失くしてはいけないということが分かっているのでしょう。
物を大事する気持ち、働くことの大変さについて、しっかりと理解できるようになったら、都度伝えていくこともよいですね。いつまでも子どもと思わずに、年齢に応じた物のとらえ方を大切にしてあげましょう。
イチくんは、学校で誰かに盗まれたという経験をしました。もちろんとても不安だったでしょう。しかし、大切なことにも気が付くことができました。子どもは大人が考えている以上に繊細な思考だと分かりますよね。