©︎6jigen
日本の伝統的な技法で、革新的な作品が生まれる
漆を使い陶磁器やガラスを直す代表的な方法として知られる「金継ぎ」。プロにお願いするのはもちろんのこと、最近では自分で修理できるようにキットになっているものもあり、初心者でもチャレンジできるワークショップなども開催されているようです。
今回の投稿者は、金継ぎのワークショップを開催しているナカムラクニオさん。そのワークショップに参加した小学生が金継ぎしたのは器ではなく、お気に入りの「石」だったそうで…?
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先日、小学生が金継ぎのワークショップで、拾ったお気に入りに石をハートにしていた。こういう自由な感覚ってすごくいい。 ※1
金継ぎ=器というイメージがあるなかで、小学生が持ってきたのは何とお気に入りの「拾った石」。石に金継ぎをしてハートにするアイデアはすてきですよね。元の石も魅力的だから拾ったのでしょうが、金継ぎでさらに魅力が増したようにも見えます。この柔軟な発想は子どもならではにも思えますよね。
この投稿に「素敵なアート」や「自分でひらめいて、やってみて、できた。いいなあ〜」といったリプライがついていました。大人も子どもも、金継ぎによってお気に入りのものの新たな魅力に気づいたり、より愛着が持てるようになりそうです。ナカムラクニオさんは集英社より『こどもとできる やさしい金継ぎ』を出版されています。子どもと一緒にチャレンジするのも楽しそうですね。
小学生の発想がまぶしく感じるとともに、金継ぎにチャレンジしてみたくなるような投稿でした。
ナカムラクニオ Kunio Nakamura(@6jigen)さんのX
- 金継ぎ工房八木「金継ぎの説明」(https://www.kintunagi.com/金継ぎの説明/,2024年7月8日最終閲覧)
- 日本金継ぎ協会「金継ぎとは」(https://japan-kintsugi.jp/about/message/,2024年7月8日最終閲覧)