©ちくまサラ
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小6男児が始めた「セクハラ行為」
小学4年生の時、放送委員会に入ったちくまサラさん。同じ班には6年生のYという男子生徒がいました。大柄でひょうきんなように見えたY。しかし、数か月経つと次第にその本性を現してきます。性に関する単語をわざと黒板に書いたりする様子を見たちくまサラさんはその行動に思わず引いてしまいます。
小学生で性に興味を持つ子はいるはず。成長過程で当然の興味関心ではありますが、周囲の人の前で言いふらすような行為は「セクハラ」です。
下ネタばかりの委員会活動は苦痛に
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ちくまサラさんは当時4年生。当初セクハラの標的になっていたのは小学5年生の女子でした。ちくまサラさんは、女子に向けてわざと下ネタを言い、反応を楽しんでいるYを見てショックを受けたようです。
ヘッドホンを付けさせて下ネタを聴かせるなんて悪質。小学6年生にもなれば相手の気持ちを考えることや空気を読むことはできてもよいはずですが、「性的なことを言いたい」という衝動でいっぱいだったのでしょうか。
担任も認識していた、Yの危険性
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ある日、Yのクラスの担任の先生に呼び止められたちくまサラさん。先生は少し言いにくそうに「Yと一緒だと思うけど…大丈夫か?」と聞いてきました。ちくまサラさんは少し考え「大丈夫です」と伝え、先生は「何かあったら言ってな」と話します。
先生はYについて気になることがあるような口ぶりです。もしかして放送委員会以外でも下ネタを言ったり、人が嫌がるようなことを言っていたのかもしれません。
学校・親含め、Yの周囲の大人がYに対して正しい性教育をすることができていれば、嫌がらせを受ける子はいなかったのかもしれません。性に対する興味が芽生える小学生のうちに、悪ふざけとして性的な発言、行為をすることがないように知識をつけさせることが大切なのではないでしょうか。
このお話はちくまサラさんが子どもだったころの話で、ちくまサラさんはすでにママになっています。当時のことを踏まえ、わが子にも性に関する正しい教育をしようと考えているそう。当時のYにも正しい知識があれば…と思わされますね。