©人間まお
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「まぁいっか」と飲み込んできた
このお話の主人公、すみれさんには、あいとゆっきーという2人の友人がいました。2人は大学時代からの友人です。
よく旅行にいくほどの仲ですが、毎回車を出し、運転をするのはすみれさん。2人の態度には、モヤモヤすることがいくつかありました。それでも、旅行の終わりにはお礼を言ってくれる2人に、「まぁいっか」…と思いながらやり過ごしていたのですが…?
「ずるくない?」友人の考えに思わずあ然…
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友人と車で遠出をする時、皆さんはガソリン代ってどうしていますか?割り勘かもしれませんし、後日請求…かもしれません。もしかしたら、気にしていなかった人もいるかもしれませんね。
それでも、運転をしてくれた人に対する心遣いは、何かしらしているのではないでしょうか。運転してくれる人への配慮ができる人は、ステキですよね。
友人のゆっきーは、その考えを全くもっていない人でした。運転してくれることが「当たり前」だと感じているようにも見えますよね。ゆっきーの言うことに共感を覚える人もいるかもしれません。それでも、気遣いが全く感じられない彼女を乗せ、旅行に行きたいと思う人は少ないかもしれないですね。
たかがガソリン代。されどガソリン代。
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一連の騒動をきっかけに、すみれさんはゆっきーと距離を置くことを決めました。ガソリン代一つをとっても、人間性というのはよく分かるものですよね。
自分はそれが「当たり前」だと思っていた考えが、実は周りからみると「無神経」だととらえられてしまうこともあるでしょう。「親しき仲にも礼儀あり」と言う言葉を忘れずに、損得ではなく、「感謝」を伝える行動や考えができるとステキですよね。
すみれさんもこの一件で、知らない間に無神経なことをしていて、相手を傷つけているかもしれないと振り返ります。旅行に限らず、お互いが心地よく過ごすにはどうしたらよいか…ということを考えられる人間でいたいと思える作品でした。